参院選 民主44、自民51、みんな10 県区は5回連続、議席分ける

政治・行政

[ 2010年 7月 14日 水曜日 15時06分 ]

 第22回参議院議員選挙は11日に投開票が行われ、民主党を中心とする与党が過半数を割り、衆参で多数派が異なるねじれ国会が再現された。民主党が44議席にとどまる一方、自民が51議席を得て改選第一党に。10議席を獲得したみんなの党の躍進の影で、公明、共産、社民は改選議席を維持できなかった。現新6人が2議席を争った県区は、自民党新人の若林健太さん(46)、民主党現職の北沢俊美さん(72)が当選し、1998年の参院選から5回連続で民主、自民両党が議席を分け合う構図となった。

 改選議席は参院定数の半分にあたる121議席(選挙区73、比例区48)。与党は54議席以上を目指した民主党が大敗を喫して44議席にとどまり、国民新党は議席を得られなかった。

 非改選を含めた与党の参院議席は13後退して110議席となり、過半数を割り込んだ。

 自民党は13増の51議席を獲得し、9年ぶりとなる改選第一党に躍進。初めて候補を擁立したみんなの党が10議席を得て急浮上する一方、公明党が1減の9議席、共産党が1減の3議席、社民党が1減の2議席に後退した。

 新党改革とたちあがれ日本は、比例でそれぞれ1議席を獲得した。

 29の改選1人区は、自民党が21議席を獲得して圧勝。長野を含む2人区はすべて民主、自民両党が議席を分けた。

 比例代表は民主党が最多の16議席、自民党が12議席を獲得。前回から民主党が4、自民党が2議席減らした。

 県区は若林さんが29万3539票、北沢さんが29万27票を獲得して当選した。

 議席独占を目指して出馬した民主党新人の高島陽子さん(42)は、21万7655票で及ばず。出馬がもっとも遅れたみんなの党新人の井出庸生さん(32)は、18万3949票まで伸ばして大健闘した。

 共産党新人の中野早苗さん(62)は11万6496票で、前回選挙の得票数から後退。政治団体、幸福実現党新人の臼田寛明さん(44)は8959票にとどまった。

 2人候補を擁立した民主党の議席独占はならず、民主、自民両党が議席を分ける従来の構図は変わらなかった。

 民主党2人の得票の計は50万票余に達し、自民党若林さんの得票を大きく上回った。

 得票率は若林さんが26・4%、北沢さんが26・1%、高島さんが19・6%、井出さんが16・6%、中野さんが10・5%、臼田さんが0・8%。若林さんの得票率は、2007年の参院選で当選した吉田博美議員の26・8%と横ばい。民主党2人の得票率は、羽田雄一郎議員の47・9%からやや後退している。

  

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