参院選の開票結果

政治・行政

[ 2013年 7月 23日 火曜日 8時52分 ]

吉田インタビュー 第23回参議院選挙は21日に投開票が行われ、自民党が65議席を獲得して圧勝した。公明党とともに非改選議席を加えて絶対安定多数の135議席とし、3年ぶりにねじれを解消。現新6人が2議席を争った県区でも自民党現職の吉田博美さん(64)がトップで3選を果たし、続いた民主党現職の羽田雄一郎さん(45)が4選した。

 

 改選議席は参院定数の半分にあたる121議席で、選挙区で73人、比例区で48人を選んだ。

 

 与党の自公は過半数超に必要だった63議席を大きく上回る76議席を獲得。非改選の59議席を合わせて135議席とし、全ての委員会で過半数を確保できる絶対安定多数となった。

 

 自民は31増で、定数が242になった2001年以降で最多。31の1人区で29議席を獲得した他、長野を含む2人区で全員が当選、2人以上区でも複数議席を得るなど圧勝した。比例でも他党を引き離した。

 

 連立を組む公明は、1増の11議席を獲得した。

 

 民主は26減の17議席で1998年の結党以来の大敗。1人区では公認候補が全敗し、比例も一桁にとどまった。

 

 12年ぶりに選挙区で議席を確保した共産党は5増の8議席を獲得。みんなの党は5増の8議席、日本維新の会は6増の8議席とともに躍進したが伸び悩んだ。

 

 社民党は1減の1議席、生活の党とみどりの風は議席を得られなかった。

 

 改選議席2の長野県区は、吉田さんが36万5115票、羽田さんが29万4588票を獲得して当選。1998年から5回連続で自民、民主両党が議席を分け合ってきた構図は変わらなかった。

 

 吉田さんは、ねじれの解消とアベノミクスの実現を訴えた。党幹事長代理の立場で選挙区を離れる日もあったが、追い風ムードの中で手堅く票をまとめ、羽田さんが地盤にする東信と一部を除く市町村で勝利した。

 

 羽田さんは「子どもの未来に責任を持つ国づくり」を掲げ、社会制度改革を優先する姿勢を強調。逆風下で防戦を強いられ、目標だったトップ当選はかなわなかった。

 

 共産新人の唐沢千晶さん(43)は前回選挙の新人票を大幅に伸ばして15万4630票を獲得。非正規雇用労働者だった経験から格差是正を訴えて健闘したが及ばなかった。

 

 みんな新人の角恵子さん(33)は「地方主権の政治を信州から目指す」と主張した。土壇場の出馬劇となったが、10万6915票まで伸ばした。

 

 改憲や原発依存を批判した無所属新人の神津ゆかりさん(46)は5万1621票。政治団体、幸福実現新人の味岡淳二さん(54)は訴えを浸透できず7537票だった。

 

 吉田さんと羽田さんの攻防は3度目。得票率は吉田さんが37・2%、羽田さんが30・0%で、07年に比べて吉田さんが10・4ポイント伸ばし、羽田さんが17・9ポイント減らした。

 

 県区の有権者は174万6474人で、投票者数は100万8064人。投票率は前回比7・0ポイント減の57・72%だった。

 

 インターネットを活用した選挙活動が解禁されて若年層の投票率向上が期待されたが、95年に次いで過去2番目に低い水準となった。

  

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