参院選・最後の週末

政治・行政

[ 2019年 7月 14日 日曜日 13時36分 ]

 21日投開票の参議院は最後の週末を迎えた。事実上の与野党一騎打ちとなっている県区(改選定数1)では、13日も国民民主党現職の羽田雄一郎氏(51)、自民党新人の小松裕氏(57)が舌戦を展開。羽田氏は安倍政治を批判し、小松氏は自民議席の維持を訴えた。

羽田氏
「改憲・増税許さない」
市民との共闘姿勢アピール

 羽田氏の陣営は13日、地盤の東信を遊説した。上田市郊外では、共闘する野党3党の県会議員らとともに「市民と野党の共同アピール」を展開。羽田氏は「変えられるのは国民の1票でしかない。安倍政治の暴走を止めて」と訴えた。

 マイクを握った羽田氏は冒頭、「選挙の主役は私ではない。憲法改悪を許さないという票を入れて」と声を上げた。

 アベノミクスでは「実質賃金が上がっていない」、消費増税は「国民の生活が見えてない」、年金2000万円問題は「最低保障年金の創設が必要」と主張。医療介護や保険制度の立て直しが急務とし、「社会保障の安心や子どもの育ちのために税金を使うべき」と力説した。

 経済政策は、国民の家計重視を掲げて「内需拡大で発展させる方向にするべき」。野党に加え、市民団体と共闘している姿勢も強調して「子どもたちが夢や希望を語れる国にする」と述べた。

 無所属の井出庸生衆院議員の他、立憲民主、共産、社民所属の県議や市議らが応援演説し、改憲や消費増税への反対、社会保障制度の見直しを訴えた。

 14日は長野市内を遊説。午後は個人演説会を重ねている。

小松氏
「後継の役割果たす」
最終盤へ支持拡大訴え

 小松氏の陣営は13日、木曽町、岡谷市、茅野市の3カ所で決起大会を開き、最終盤に向けて支持拡大を訴えた。

 木曽町文化交流センターには多くの支持者を集め、小松氏は「地域の声や課題を国政にしっかり届けて形にする」と主張。参院県区現職で小松氏を後継指名した党参院幹事長の吉田博美氏に触れ、「当選して後継の役割を果たす」と決意を述べた。

 医師不足や医師の偏在を県内の課題としてとらえ、医療の現場に携わった経験を立法の場に伝えていく姿勢を強調。社会保障にも触れ「不安なく医療を受けられる持続可能な社会保障制度をつくり、将来の子どもたちにつけを残さない」と力を込めた。

 農林業の多面的機能の重要性を主張すると「災害を防ぐ役割があり、信州から発信していく」とも。最終盤の戦いを意識し「大逆転のドラマを実現させ、信州の発展に力を尽くす」と前を見た。

 駆け付けた衆院議員の後藤茂之氏は、小松氏の医者としての知見や経験を指摘した上で「地域のため、国のために役に立ってもらえる候補だ」と後押しした。

 14日は東信が中心で、佐久市などで演説会を開いている。

   ◇   ◇

 参院選県区には他に、諸派新人の斎藤好明氏(69)、諸派新人の古谷孝氏(43)が立候補している。

◎写真説明:上田市で街頭演説する羽田氏
◎写真説明:木曽町で個人演説する小松氏

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     







記事の検索はこちらから






NEW!南信州新聞社特別ツアーのご案内











スポンサーリンク


南信州電子版購読

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞