参院選比例代表の宮島喜文さんに聞く

政治・行政

[ 2016年 7月 14日 木曜日 9時41分 ]

宮島インタビュー 10日投開票の参院選比例代表で、自民新人で泰阜村田本の宮島喜文さん(64)=日本臨床衛生検査技師会会長=が12万2133票を獲得して初当選した。拘束名簿式だった時代も含め、参院選に比例代表制度が導入された1983年以降、飯伊在住者の当選は初めて。12日に南信州新聞社を訪れた宮島さんから決意を聞いた。

 

 ―初当選をして

 

 「このような機会をいただいたことに感謝したい。地元の皆さんにも応援していただき、結果を出していただいた。地元のためにも頑張りたい」

 

 ―飯伊からも2264票が集まった

 

 「全国区の出馬で飯伊を重点にできなかったにもかかわらず、地元の泰阜村をはじめ、飯伊の多くの方に薦めていただくことができ、正直、驚いている。真摯に受け止め、皆さんの思いを国政につないでいきたい」

 

 ―出馬表明では「国民の健康を大切にする国づくり」を掲げた。飯伊の医療・福祉分野では中山間地特有の課題も抱えている

 

 「地域医療の現場で働いてきたので、地理的・社会的環境、医療資源の問題も含め、都市部と地域の医療の違いを感じてきた。日本の国民皆保険制度は世界に誇る制度。これを堅持しなければ日本の医療の根幹が崩れる。一方で、保険あって医療なしではいけない。医療は国民を保障する根幹。医療福祉をきちんとしない限り、子どもから高齢者までが安心して暮らせる地域社会はつくれない。そこをきちんと守り、経験を生かして地域の願いを国政に届けたい。

 また、医療や社会福祉からの視点でみれば、経済の発展も根幹にないと安心してできる社会保障の制度をつくれない。そういう意味で、地域産業を育て、新しい時代を見据えた産業創出が重要と考えている。飯伊はリニア中央新幹線の開業で都市部との時間が短縮され、人の往来が変わる。新分野の産業を地域で育て、それによって若い人が安心して働ける場を確保していかなければと思う」

 

 ―県内は比例で自民が最多得票となる一方、県区では若林健太さんが敗れた。結果をどう受け止めているか

 

 「非常に残念な結果になってしまった。結果は厳しく受け止めなければならない。自民の選挙戦略だけでなく、ここに込められた県民の皆さんの思いも見つめていきたい」

 

 ―抱負を

 

 「地元には吉田博美参院議員や宮下一郎衆院議員がいて心強く思っている。政治家1年生として、2人に教えていただきながら、さまざまなことを一緒に進めていきたい。飯伊は私が生まれ育ち、最後までいるつもりの古里。この地域を少しでも良くできるよう、政治の世界へ一歩踏み出したい」

 

 派閥は清和会に所属する予定。父と母、妻と泰阜村で4人暮らし。阿南高校、帝京医学技術専門学校を卒業。県立阿南病院検査科技師主任や飯田保健所検査科課長補佐、県立木曽病院副院長兼医療技術部長などを歴任。日本臨床衛生検査技師会会長。
(聞き手・佐々木崇雅)

  

関連の注目記事

powered by weblio


  
        


南信州新聞公式アカウント
@minamishinshu







webで電子版「南信州」を購読

南信州オンラインブックストア
新刊情報



平成二十六年丙申歳 飯田お練りまつり
著:飯田お練りまつり奉賛会編
 出版社:南信州新聞社出版局

連載記事
南信州飯田観光ガイド2016秋・冬号