喬木村 議場にタブレット端末 ペーパーレス狙い試験導入

政治・行政

[ 2014年 11月 1日 土曜日 13時25分 ]

 喬木村議会は30日に開かれた臨時会から、議員と村長ら村幹部の議場でのタブレット型端末の試験導入を始めた。紙の資料配布の代わりにタブレットに資料内容を表示し、紙代を節約できる。ペーパーレスを目指す狙いで市瀬直史村長が提案し実現。今後購入台数を増やし、課長会などでも活用していく。

 タブレットは議案が表示できるよう準備された。今後は予算書や決算書、例規集(800ページ)なども電子データ化し、専用のアプリケーションを起動することで閲覧できるようになる。

 端末は全議員12人らに行き渡るようタブレット15台を購入した。購入費は約67万円。議会の期間中に貸し出す。端末操作に不慣れな議員もいるとして「移行期間」を設け、当面は紙での配布も併用する。

 村総務課によると、無駄な時間や経費を削減できる上、文字の拡大縮小が自由にできる。ただ臨時会では、「文字を大きくするにはどうしたらよいか」「メモはできないのか」など操作に戸惑う姿も。本格導入は来年度中になりそうだ。

 この日は本年度一般会計補正予算案や工事請負契約の締結など3議案が提案された。配布された資料は1人20枚。定例会になると1人当たり400~500枚になるとされ、同課の試算だと、本格導入となれば年間50万円ほど削減できる。

 村は役場庁舎の増改築に合わせて無料の公衆無線LANサービス「WiFi(ワイファイ)」の通信環境を整備する計画で、完了すれば検索が素早くできたり議場内で同時に閲覧できるようになる。

 市瀬村長は「情報化社会に対応するだけでなく、業務の省力化にもなる」と話した。

  

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