喬木村が氏乗インターの住民説明会

政治・行政

[ 2013年 7月 25日 木曜日 8時41分 ]

 喬木村は23日夜、三遠南信道のうち飯田市上久堅と喬木村氏乗を結ぶ「飯喬道路3工区」について、設置が決まった氏乗インター(仮称)の住民説明会を富田の第2公民館で開いた。国土交通省飯田国道事務所によると、氏乗ICの建設費は6億円で、うち村が2億円を負担する。また3工区は11のトンネルを造るため、国の推計だと残土量は60万立方メートル。今後、大量の残土を受け入れる場所の確保が課題になりそうだ。

 3工区は飯田東IC(仮称)―喬木IC間の7・5キロ。急峻な地形のため、11のトンネルと9つの橋を造る計画で、トンネルと橋が大部分を占める。大きな切り土が必要な箇所にトンネルを造り、本線の下に川や沢があるところは橋を設ける。

 同事務所は、矢筈トンネルの残土処理場となった氏乗雨沢の3倍近くになると予想。残土の活用について、村は今後検討していくとしている。

 氏乗ICは、飯田東IC―喬木IC間に設置する。飯田東IC方面の車線に乗る入り口と、喬木IC方面の車線から降りる出口のみの「ハーフインター」として建設する。同事務所の推計だと、1日の乗降車は1500台。矢筈トンネル近くの喬木ICは、浜松方面の車線に乗る入り口と、飯田東IC方面の車線から降りる出口のみのハーフインターであり、村は両ICでフルインターの機能を果たすとみる。

 この日、住民や村議ら約30人が集まった。質疑応答では、氏乗IC設置に伴う村の負担を抑えるよう要望。三遠南信道へのアクセス道路となる県道の改良や、バイパスの設置を求める声もあった。同事務所は氏乗ICの平面図や用地買収範囲、工事用道路の位置などを示し理解を求めた。大平利次村長は「村の将来を見据えると重要なインターであり、村として多少なりとも負担をしていく覚悟」と話した。29日は氏乗地区でも開く。

 同事務所によると、天龍峡IC―龍江IC(仮称)間が2015年度、龍江IC―飯田東IC間が17年度にそれぞれ供用開始する予定。3工区は、8月上旬から上久堅側の本線工事に着手する。村内関係は詳細設計の段階で用地買収などを進め、早ければ来年度に着手する見通し。完成は着手後おおむね10年程度を目指すとする。

  

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