喬木村計画審議会 第5次総合計画を市瀬村長に答申

政治・行政

[ 2016年 2月 18日 木曜日 10時09分 ]

 喬木村計画審議会(福与和公会長)は17日、第5次総合計画(2016~25年度)を市瀬直史村長に答申した。村北部を通過するリニア中央新幹線や村南部にかかる三遠南信自動車道の開通を見据えて10年後の将来像を描いた。基本計画は六つの部門から成り、道路・交通網の充実や観光振興、健康づくりの推進などに関する計30施策を盛った。3月4日開会の村議会3月定例会に提出する予定。

 基本構想は協働・共創、安心・快適、交流・活力の三つを理念に据え、将来像は「人が輝き 未来につながる 美(うま)し郷 喬木」。基本計画に掲げる六つの基本目標に基づいて事業を進めていく。

 強み・弱みと外部の機会・脅威を軸に立ち位置を洗い出す「SWOT分析」によって現状と課題を把握。その上で基本目標ごとに4~7つの施策を設定し、目標値や目標を達成するための役割分担を記した。

 30施策のうち道路・交通網の充実では、リニア長野県駅と結ぶアクセス道路の整備や村内拠点エリアの施設整備、産業振興や地域振興のための道路網構築などを盛った。出会い・結婚の支援では、結婚を希望する男女のマッチングの仕組みづくりや雇用の創出、若者定住支援などを展開。住環境の整備では、UJIターンや2地域居住の促進、山間部の定住人口確保、高速情報ネットワークを売りにした定住対策の促進、空き家の利活用などを盛り込んだ。

 25年時点の人口は5795人と予測した。年少人口(14歳以下)と生産年齢人口(15~64歳)はともに減少すると予想。老年人口(65歳以上)は20年まで増加し、その後減少していくとみた。15年と比較すると、総人口は718人減る見通しだ。

 重点プロジェクトには、小さな拠点を核としたネットワークによる交流と創造、60分で世界につながる交通網活用、移住・定住促進、協働・共創の推進、ICT(情報通信技術)活用―の五つを位置付けた。

 また18の地区ごとに10年計画をまとめた。それぞれ▽将来像▽人口動態と目標人口▽特性と保有する資源▽課題と解決方法▽将来像を目指すための具体的な取り組み―を記した。リニア事業で、鉄道のレールに当たる「ガイドウェイ」関連施設の候補地となっている阿島南地区は、ガイドウェイ建設による雇用の増加や経済の活性化、道路拡張に協力するとした。

  

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