売木村 愛知大と連携協定 協働のまちづくり推進

政治・行政

[ 2018年 7月 12日 木曜日 15時58分 ]

連携・協力の協定書を交わす清水村長(左)と川井学長(村文化交流センターぶなの木で)

 2004年度から調査研究やイベントなどで交流を深めている売木村と愛知大学(名古屋市)は11日、多分野で連携協力していくための協定書を交わした。今後は包括的な連携のもと地域活性化や産業、文化、福祉、教育などの各分野で相互に協力し合い、協働のまちづくりに取り組む方針だ。

 04年に大学の経済学部が「中山間地におけるソーシャルキャピタル調査」を売木村で実施したのが始まり。05年の同大三遠南信地域連携センター・地域づくりサポートとの共同事業「売木村新米プロジェクト」、15年に策定した「村観光ビジョンの推進と地域づくりプロジェクト」で共同研究した。

 さらに16年には「売木600人総活躍の村づくり調査研究事業」を、同年、村役場庁舎内に三遠南信地域連携研究センター・うるぎ分室を開設。17年「売木の地域力創造事業」を実施したほか、イベントへの参画やインターシップの導入などで愛知大生を受け入れている。

 調印式で、川井伸一学長(67)は「グローバルな人材育成と地域づくりへの貢献を目指し、新しい1ページを開いた」と強調。「これまでの長い時間の協力関係を踏まえ、さらに発展させることができれば。村を学習、研究の格好のフィールドとして活用したい」と述べた。

 村との協定はこれまでの一部の学部にとどまらず、大学全体との連携になる。多くの地域資源を持つ村で学生が学ぶ場を選択できるメリットがあり、村は大学の知識や情報、ノウハウを施策立案に生かすことができる。

 今後は協定に基づく連携・協力推進のための連絡協議会を設置して、年1回は会合の場を持つ。具体的には村づくりや観光・文化事業への学生の参画やゼミ調査活動、産官学連携による地域特産品の開発などを想定している。

 清水秀樹村長は「積み上げてきたつながりと実績はこの上ない喜び。若い人のアイデアを借りて村を発展させるとともに、よりよい人間形成と学力向上の一助になれば」と期待を寄せた。

  

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