売木村 村制70周年で記念式典 原風景残し発展誓う

政治・行政

[ 2018年 7月 11日 水曜日 15時52分 ]

式典で行われた自治功労者表彰

 村制施行70周年を迎えた売木村は11日、村文化交流センターぶなの木で記念式典を開いた。村集落支援員で邦楽プレイヤーの藍羽(あわ)さんの篠笛演奏で幕開けし、自治功労者表彰や感謝状の贈呈、「売木村70年の歩み」の放映などを通じて歴史を振り返り、発展に向けて新たな一歩を踏み出した。

 売木村の歴史は1889(明治22)年町村制実施の際、和合村と売木村が合併して豊村として58年が経過する中、分村陳情を行い、1948(昭和23)年7月1日、旧村一村の売木村に復帰し、新たな村の歴史が始まった。

 良質な木材の産地で、昭和20年代後半に木材を中心に林業が復活。同30年代ごろには機械化で大きな生産量を確保できるようになった米作りとともに、林業も村の基幹産業として発達を遂げてきた。

 その後人口流出が進み、1400人を超えていた人口も現在は560人余、人口の約3割がIターン者になった。村は存続を掛け「うるぎ600走る村」を掲げマラソン合宿誘致やマラソン大会のほか、音楽祭なども企画。「交流の中から定住」をと関係人口の増加に努めている。

 式典には来賓を含め約70人が出席。清水秀樹村長は「三遠南信道やリニア新幹線開通で人やモノの流れが変わる。原風景を残し、村民一丸となって守り発展を誓う」と強調。観光拠点整備を目指し、現在建設中のグラウンド建設についても触れ「事業には賛否両論あるが、村の自然環境を生かし、合宿地としてブランドアップに努め、小さくても活気ある村を作りたい」と思いを語った。

 式典の席上、10人に自治功労者表彰を、高額寄付者3人に感謝状を贈呈した。代表して松村冨士夫さん(80)=南二=が「職種は違えど真面目に仕事をしてきた結果。今後も微力ながら村の発展に協力したい」と式辞を述べた。

 ▽自治功労者表彰=松村冨士夫、松村喜美雄、後藤安秀、松原孝治、遠山宜代、松原仁美、後藤修子、松村高巳、後藤勝弘、後藤由行

 ▽感謝状=河本三紀夫、仲田征一、長沼弘隆

  

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