売木産のヒノキが名古屋城復元事業に採用

政治・行政

[ 2018年 12月 19日 水曜日 15時19分 ]

10日に村記念休養林で行われた立木の測量

 ブランド化を目指す売木村産のヒノキが、名古屋城天守閣の木造復元事業に採用されることが決まった。10日に国宝や神社、仏閣用材の取扱業者(高知県)が立木の測量に訪れ、規格に合致するヒノキ26本を選定。村は来年2月までに伐採し、丸太の状態で業者に搬出する予定だ。

 村は活用が進んでいなかった村産ヒノキについて、2013年度からブランド化に向けた本格的な取り組みを開始。強度を調べるため、岩倉キャンプ村一帯の村記念休養林から切り出したヒノキを県林業総合センター(塩尻市)で調べ、強度性能に優れた木材であるとの評価を得た。

 清水秀樹村長は、名古屋市が2022年の完成を目指して進める天守閣の復元事業を知り、16年3月に河村たかし名古屋市長を訪ね、改修に使う木材の提供を打診。このほど小天守1階の梁(はり)などへの採用が決まった。

 提供するヒノキは、かつて売木村公有林野等官行造林事業として造林され、1978年に村の記念休養林となった約6万9000平方メートル内で育ったヒノキ。10日の立木計測では太いもので直径約40センチのヒノキなど計26本を選び、このうちの21本約4立方メートルを販売提供する。

 清水村長は「河村市長訪問から2年9カ月、ようやく採用されることが決まった。これを起爆剤として村産ヒノキをPRしていきたい」と期待を寄せている。

  

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