根羽村長選で3選を果たした大久保憲一さん(61)が7日、村役場に初登庁した。就任式で職員を前に「政策を着実に進めていくためには職員の皆さんの協力が不可欠。村づくりに対する考えをしっかりと出して一緒に議論してほしい」と訓示。「何事にも果敢に挑戦する心を持ち、職員と一緒になって安心な村づくりを進めていく」と意気込み、3期目のかじ取りをスタートさせた。
大久保さんは午前8時10分に登庁。女性職員から花束を受け取り、集まった約20人の職員が拍手で出迎えた。
やまあいホールでの就任式では、職員を代表して藤城富一副村長が歓迎のあいさつ。大久保さんは「村民の皆さまからの支援をいただいて、三度村政を担わせていただくことになった。身を引き締めて新たな村づくりにまい進したい」と決意を述べた。
3期目の政策には▽雇用▽経済▽サービス―の3つの循環と都市部との連携による村づくりを掲げた大久保さん。これまでの村政を振り返ったうえで「地域づくりは新たな課題に向けて、常に前に進んでいかなければならない」と強調し、「村民と一緒になって考え、誇りと自信をもって健康で生き生きと暮らせる村をつくる」と語った。
◎写真説明:花束を受け取り登庁した大久保さん