大鹿村長選、新人酒井氏が出馬の意向

政治・行政

[ 2017年 1月 4日 水曜日 13時35分 ]

 10日告示、15日投開票の大鹿村長選で、新人で元土地家屋調査士の酒井和美氏(69)=無所属、飯田市鼎下山=が立候補する意向を明らかにした。酒井さんは同村大河原出身。リニア中央新幹線工事に対する村側の対応を「弱腰だ」と批判し、「もっと強くJR東海と交渉する中で方向付けるべき」と語った。

 リニア工事に慎重な村議らが酒井氏に出馬を打診した。

 村内はリニアの南アルプス長野工区(8・4キロ)が昨年11月に着工したばかり。酒井氏は取材に「工事が本格化すると住民生活は大きく変わり、JR東海の言いなりでは村は存亡の危機に立たされる。村民の利益のため、工事の影響を抑えるためにも交渉の先頭に立つ」といい、JRには「徹底した情報公開を求める」と話した。

 5日に記者会見を開いて正式表明し、政策を発表する予定。

 日大法学部中退。都内で公務員に就き、26歳の時に松川町に移住。40歳まで町内の精密会社に勤めた。その後土地家屋調査士の資格を取得し、土地家屋調査士事務所を20年余営んだ。2007年の県議選下伊那郡区に出馬した経験がある。市民団体「飯田リニアを考える会」に所属する。

 村長選には現職2期目の柳島貞康氏(65)=無所属、同村鹿塩=が昨年11月に3選を目指して立候補すると表明した。

 選挙戦になれば2009年以来8年ぶり。

  

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