天龍村が小水力発電施設の点灯式

政治・行政

[ 2015年 3月 12日 木曜日 9時22分 ]

 天龍村は平岡の西原―中央の恵平沢川に小水力発電施設「龍吐水力発電所」を整備し、10日に起動点灯式を開いた。電気は同地区の防災避難施設に指定している天龍保育所で利用し、余剰分は売電する。平岡ダムが象徴する水力とともに生きる村として、自然エネルギー発電のシンボルとする。

 西原の天龍小学校西側に取水口を設け、120メートルの導管で中央の保育所東側に設置した発電施設に水を運ぶ。36メートルの落差で水を落とし、発電機を稼働する。

 災害に強い自立・分散型のエネルギーシステム導入を支援する県のグリーンニューディール基金1460万円を活用し、総事業費は1970万円。発電量は5キロワット時で、日中は保育所の電力を補い、夜間は売電する。

 大平村長が村を象徴する龍に見立て、かつての手動ポンプ「龍吐水」の名称からも引用して「龍吐水力発電所」と名付けた。

 点灯式では、大平村長と野竹正孝議長が起動ボタンを押して発電を開始。保育所の園児や天龍小学校の児童らが見守り、設計者から説明を受けた。

 大平村長は「村は中部電力の平岡ダムとともに暮らしてきた自然エネルギーと親和性の高い地域。村のシンボルにして、水力をはじめとする自然エネルギーに対する村民の関心を高めたい」と話していた。

 村は2011年度に有識者を含めた自然エネルギー普及推進協議会を発足。小水力発電の導入と太陽光発電の普及拡大に向けて研究・調査を進めた。

 標高300メートル―800メートルの間に集落が点在する村内では、標高差が大きい地形特性を生かした小水力発電への期待が高く、前年度に複数カ所を候補に調査を実施。水量と落差の条件がそろう恵平沢川を選定し、本年度当初予算に建設費を計上していた。

  

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