天龍村が緑化推進運動功労で総理大臣表彰

政治・行政

[ 2010年 4月 28日 水曜日 8時43分 ]

 天龍村は、緑化推進運動功労で内閣総理大臣表彰を受賞した。複数の住民グループが伝統的に進める緑化活動や山林・農地の管理、自然環境保全の推進が認められ、大平巖村長が憲政記念館(東京都)で開かれた式典で授与された。

 緑化活動の推進、緑化思想の普及啓発に顕著な功績があった個人や団体について内閣総理大臣が毎年表彰している。

 ことしは同村と大阪府貝塚市の2自治体と8グループ、個人3人が受賞。天皇皇后両陛下のご出席のもとで授賞式が開かれ、鳩山由紀夫首相が授与した。

 天龍村では、天竜川河畔でのモミジの植樹などを通じて景観に配慮した緑化に努める「睦会」、里山や道路沿線にサクラを植栽する「ニセンジ運営委員会」、心安らかな花の里づくりを進めている「花の里づくりの会」など複数の村民団体が緑化推進運動に取り組んでいる。

 また、天龍みどりの少年団や天龍農林業公社の活動が顕著なほか、松林の樹種転換や水資源の保全を観点にした水源域内の造林などの活動も盛んで、これらの姿勢が総合的に評価された。

 授賞式では、天皇皇后両陛下からお言葉を掛けられる場面もあり、大平村長は山や野鳥を愛する村民たちの気持ちを伝えたという。

 村長は受賞を「生活にもっとも密接な山を愛し、守ってきた村民のすべての活動の結晶」と表現。「辺境の地にある小さな村だが、全国の方々に森を守ろうとする私たちの気持ちを知っていただき、緑化思想の啓発に役立つことができれば」と話していた。

  

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