天龍村ニセンジ地区にヘリポート完

政治・行政

[ 2012年 4月 4日 水曜日 9時51分 ]

 天龍村が1月から整備を進めていた同村神原ニセンジ地区の緊急用ヘリポートが完成し、月内にも運用を開始する。松島地区の簡易施設に続く2カ所目で、コンクリートで固めた本格ポートは村内初。消防や警察、自衛隊のヘリコプターが離着陸可能で、緊急時の孤立対策や患者の搬送、登山者の救助などに活用する。

 ヘリポートは早木戸川沿いの敷地に設置。35メートル四方を整地し、その中央に設けた20メートル四方の着陸面をコンクリートで固めた。

 水害などの緊急時に孤立する可能性がある村南部地区への対応や山岳での遭難者救助、緊急患者の搬送などに利用する。

 村による防災ヘリポートの整備は2件目。これまでは村の中心地に近い松島地区の天竜川河川敷にある簡易ポートを利用してきたが、南部から距離があったほか、増水時に使用できなくなる可能性があったため、ポートの新設が課題だった。

 村は今年度予算682万円を投じて設置を計画し、1月に着工。今月中にも申請を出し、運用を開始したいとしている。

 昨夏の豪雨では、中井侍など南部の集落が孤立したこともあり、大平巖村長は「村民の不安を解消できる」と期待感。「念願のヘリポートが完成したので、有効活用して、安心、安全の村づくりにつなげたい」と話していた。

  

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