天龍村長選告示 無風一転、現新一騎打ちに

政治・行政

[ 2012年 10月 24日 水曜日 16時17分 ]

 任期満了(11月10日)に伴う天龍村長選が23日にされ、午後2時半現在、順に現職の大平巖候補(77)=無所属・平岡=と、平岡の元郵便局員、秦和則候補(57)=無所属・平岡=の2人が届け出ている。12年ぶり無投票の可能性が指摘されていたが、この日の午後に秦候補が届け出を行い、無風ムードから一転、前回選挙に続く現新の一騎打ちとなった。投開票は28日。

 大平候補は午前9時過ぎにJR平岡駅前で第一声。「実質公債費比率を3分の1にすることができた」と財政再建に努めた2期8年間を総括し、「子どもを愛し、お年寄りを敬う」のスローガンを掲げて、少子高齢化対策を軸に新規事業にも積極的に取り組む姿勢を強調した。

 後援会の要請を受ける形で出馬の決意を固め、9月議会で正式に表明。21日には平岡に事務所を開設し、態勢を固めている。

 秦候補は「無投票は村のために良くない」と、立候補を決めた。第一声は行わず、報道陣に「村を活性化して人口を増やし、財政の健全化を図りたい」と思いを語った。高齢者に優しい村づくりや自然を生かした観光振興を挙げ、「天龍ならではの魅力で誘客を狙う」と主張した。

 立候補予定者説明会や事前審査にも姿を見せておらず、この日の午前に届け出書類を受け取り、午後2時過ぎに届け出を行った。

 選挙戦は27日までの5日間。大平候補は選挙カーで村内を遊説し、訴えの浸透を図る。秦候補は選挙カーによる遊説は行わず、「村民との対話や口コミで理解を広めたい」としている。

 天龍村では新人どうしが争った2008年、現新の一騎打ちとなった2004年に続き、3回連続の村長選となった。

 土壇場で情勢が一変した形だが、村民の間では財政再建を掲げて緊縮予算を重ねた大平村政の是非や、4年後には80歳を超える現職の年齢面などが争点として浮上している。

 同現在の有権者数は男性677人、女性784人の計1461人。

 村選管は24日から27日まで平岡の老人福祉センターで午前8時半―午後9時の間、期日前投票を受け付ける。

 投票日は村内11カ所に投票所を設置。投票時間は午前7時からで、全会場で1―3時間の繰上げ閉鎖を行う。

  

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