天龍村長選、永嶺さんが初当選 一騎打ちの接戦制す

政治・行政

[ 2016年 10月 24日 月曜日 15時40分 ]

万歳三唱で初当選の喜びをかみ締める永嶺さんと妻のほずみさん

 無所属新人同士の争いとなった天龍村長選は23日、投開票が行われ、630票を獲得した前副村長の永嶺誠一氏(54)=平岡=が前村議の熊谷美沙子氏(47)=平岡=を184票差で破り初当選した。今期限りでの引退を表明している3期目の大平巖(81)村政後のかじ取り役として、村が抱える少子高齢化問題や定住人口の増加対策などに取り組む方針だ。

 4回連続となった選挙戦は新人同士一騎打ちの構図。永嶺氏は3期目の大平村長の引退表明を受け、8月末に副村長を辞職して立候補を表明した。30年余の行政経験と実績、培った人脈を強調し「村民が主役、村民のための村政実現」など6つの決意を「必ず実行する」と約束。定住人口増加や事業継承支援などの産業振興、教育を中心とした人材づくり、防災体制の強化、近隣市町村との連携強化を訴えた。村内全域に後援会支部を設ける組織型選挙で支持固めを進め、追い上げる熊谷氏を抑えて接戦を制した。

 熊谷氏は無投票阻止を掲げ、永嶺氏よりも1カ月以上遅れた今月上旬に村議を辞職して立候補を表明。「人」や「人とのつながり」をキーワードに現場主義、人材育成、開けた役場体制作りなどを訴えた。選対は組織せず家族中心の草の根的な活動で浸透を図ったが、及ばなかった。

 投票率は84・06%で、過去最低だった2012年の前回選を7・73ポイント上回った。当日有権者数は1292人。19日からの4日間で実施した期日前投票者数は577人で、当日有権者数の44・66%を占めた。

  

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