天龍村長選で当選した大平村長が初登庁

政治・行政

[ 2012年 11月 14日 水曜日 9時50分 ]

 任期満了に伴う天龍村長選(10月28日投開票)で当選した大平巖村長(77)=平岡=が12日、村役場に3期目の初登庁をした。着任式では「これからは夢のある村づくりをしたい」と抱負を語った。

 午前8時30分ごろ、近くの自宅から公用車で初登庁。役場玄関前に整列した約40人の職員に拍手で出迎えられ、女性職員から笑顔で花束を受けとった。

 会場を大会議室に移して行われた就任式では、2期8年で進めてきた財政再建について「再建に一歩近づいた」とし、3期目は積極的な姿勢で事業展開を図ることを強調した。

 継続するスローガン「子どもを愛し、お年寄りを敬う」を掲げると、次年度からの高校・大学生を対象にした奨学制度の創設、保健師の増員などを具体策として挙げて「教育の充実や独居高齢者が安心して暮らせる村づくりを積極的に進める」。産業振興、インフラ整備についても思いを語り、「安心、安全で豊かに暮らせる村づくりを目指す」と語った。

 職員に向けては村民との小さな信頼の積み重ねこそが重要だとする「小信成ればすわなち大信立つ」の言葉を伝え、「みなさんの意見を反映した運営をする。もう一度襟をただし、積極的な姿勢でともに村づくりを進めよう」と呼び掛けた。

 村では65歳以上の高齢者が全県トップの52・9%に達する一方、若者の定着が進まず、少子高齢化対策を要とする持続可能な地域づくりが急務となっている。

 大平村政はこれまで8年間の緊縮財政で地方債残高を30億円余減じ、課題だった財政再建に一定のめどを付けており、村長が「夢のある事業」として挙げる次の一手に、住民の目が向けられている。

  

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