太田国交相がリニア駅予定地を視察

政治・行政

[ 2015年 8月 7日 金曜日 16時56分 ]

 太田昭宏国土交通相は5日、飯田下伊那、上伊那地域を訪れ、リニア中央新幹線長野県駅予定地や国道153号伊南バイパスなどの事業現場を視察した。視察後には飯田市で、関係市町村の首長らと意見交換会を開催。国道153号やリニア関連道路の整備促進、治水・防災対策の強化など、地域の要望を受けた太田氏は、「リニアや三遠南信自動車道によりこの地域が日本の真ん中になる。これから一番発展する地域であり、発展させなければならない地域」との認識を示し、「発展に向け一緒になって取り組んでいく。今後も遠慮なく色々な意見を寄せてほしい」と呼び掛けた。

 三遠南信地域として交流が活発な豊橋市出身の太田氏は、中学時代、飯田東中のりんご並木に学び地元に夏ミカン並木を実現、大学時代には相撲部の合宿で駒ケ根市を訪れたりと、南信地域と縁が深く「思い入れのある地域」という。

 この日は、国道153号伊南バイパス、道の駅「花の里いいじま」、天竜川総合学習館「かわらんべ」、リニア長野県駅予定地を視察。このうち、飯田市上郷飯沼のリニア駅予定地では、県の担当者や牧野光朗飯田市長が、駅の計画概要や周辺整備ビジョンなどについて説明した。また、地元自治体代表者が「この場所に住み続けたい人が多い」と、工事に伴う移転への不安を訴える姿もあった。

 太田氏がリニア駅予定地を視察したのは長野県が初めて。取材に「実際に駅の予定地を見て、住民の声を聞くことで、周辺のまちづくりをどうするかが最も大事だと感じた。駅に連結する道路、JR飯田線との連結など、課題や問題意識を直接知ることができ、地域と国交省との連携の重要性をあらためて認識した」と話した。

 この他、意見交換会では、県の管理区間である国道153号生駒アルプスロードの早期事業化に向け、県が行う都市計画や環境アセスメントの手続きが確実に進むよう国が前面に出て支援していくことや、国の出先機関を維持する方針などが示された。

  

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