定数4超8人が立候補 県議選告示、舌戦スタート 飯田市下伊那郡区

政治・行政

[ 2019年 3月 29日 金曜日 15時42分 ]

 任期満了に伴う県議選が29日に告示され、県内23の選挙区で計9日間の選挙戦がスタートした。合区で定数1減となった新飯田市・下伊那郡区(定数4)は、午後2時現在までに予想の8派が届け出て乱戦模様の選挙戦に突入。8候補は第一声を放った後に選挙カーに乗り込み、遊説を繰り広げている。投開票は4月7日。

 飯伊区の立候補者は届け出順に、自民現職の古田芙士候補(78)=同市上殿岡=、共産新人の水野力夫候補(39)=同市上郷=、無所属新人の熊谷元尋候補(62)=高森町吉田=、無所属現職の吉川彰一候補(48)=同=、自民4期の小池清候補(61)=同市下久堅=、公明新人の川上信彦候補(48)=平谷村=、無所属現職の小島康晴候補(63)=同市高羽町=、無所属新人の早川大地候補(37)=同市箕瀬町=の8人。

 各陣営は午前8時半過ぎに届け出を行い、選挙戦をスタート。8候補はそれぞれ第一声を放ち、遊説に出発した。

 古田候補は同市上殿岡の店舗駐車場で第一声。少子高齢化や若者の定着などを地域課題に挙げながらリニアの好機を課題解決の糸口にすると主張し、8期32年の経験を生かして「県の支援を引き出す」と訴えた。

 水野候補は同市上郷飯沼の店舗前でマイクを握った。消費増税反対や暮らしを最優先する姿勢を強調するとともに、国保税の引き下げや森林税の見直しなどを提案。「地域の声を国、県に届ける」と思いを語った。

 熊谷候補は高森町の市田駅北側広場で第一声を放った。リニア時代を見据えて「県議のあり方が問われる選挙」と主張。町長時代の経験を踏まえ、市町村長と思いを共有し、県や国につなぎ、動かす使命発揮を誓った。

 吉川候補は同町山吹のほたるパークで第一声のマイク。安心安全な暮らしの実現やリニアを踏まえた地域振興、少子高齢化対応、産科医療の充実などを掲げ、「地域を豊かにするという一心で取り組む」と訴えた。

 小池候補は同市松尾明の総合運動場駐車場で声を挙げた。リニア開業までの8年間が正念場だとし「4期の経験を生かし、住民とともに地域づくりに励む」と力説。女性の社会参画推進や子育て環境の充実を掲げた。

 川上候補は同市山本の事務所で一声を放った。14市町村での語る会で地域課題を把握して願いを受け取ったとし、県政や国政に届ける決意を表明。「南信州の新たな時代を築くため、全身全霊で戦う」と力を込めた。

 小島候補は同市上飯田のアイパークで放った。自然や公民館活動、地場産業などの地域の宝を生かして「誰にでも居場所と出番のある地域をつくる」と主張。自治の力を引き出すため、県とをつなぐ役割発揮を誓った。

 早川候補は同市箕瀬町の長源寺境内でマイクを握った。「中長期的に輝く未来を子どもたちに残すために立ち上がる」と政治への志を強調。リニア時代を見据えた政策を前面に、初の選挙を戦い抜く決意を示した。

 飯伊区では、阿部県政の評価に加え、8年後に開業が迫るリニア中央新幹線を見据えた地域づくりの指針、深刻化している人口減・少子高齢化対応などが争点になるとみられる。

 28日現在の飯伊区の有権者は13万3634人で、2015年の前回選同時期から1148人減少。県議選では初めて選挙権を得た18、19歳は3151人。

 立候補の受け付けは29日午後5時まで県飯田合同庁舎で行われている。

◎写真説明:出陣式に集う支持者ら

  

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