宮田村で参院選県区6候補が同個人演説会

政治・行政

[ 2010年 7月 3日 土曜日 8時56分 ]

 11日投開票の第22回参議院議員選挙で、長野県区(改選定数2)の6候補による合同個人演説会が1日夜、上伊那郡宮田村であった。候補たちは景気回復や社会保障、外交などをテーマに主張を重ね、最終演説で決意や公約を表明。有権者たちに他候補との違いをアピールしながら、迫る投開票日に向けて支持を訴えた。

 出席したのは、自民党新人の若林健太(46)=長野市=、共産党新人の中野早苗(62)=同=、民主党新人の高島陽子(42)=同=、同党現職の北沢俊美(72)=同=、みんなの党新人の井出庸生(32)=佐久市=、政治団体の幸福実現党新人の臼田寛明(44)=松本市=の県区全候補の6人。くじ引きで決めた順に発言し、質問に答える形で思いや考えを語った。

 思い描く日本の未来像について、高島候補は「ゆっくり過ごせる時間を誰もが持てる日本」、中野候補は「貧困、基地、核兵器がなく、子どもの笑顔があふれる社会」、井出候補は「セーフティーネットが張られた自由な社会」、北沢候補は「地方主権が確立され、地方が自立した社会」、臼田候補は「飢えや貧困の国の支援にリーダーシップが発揮できる国」、若林候補は「最大の資源は人。汗をかきながら1番を目指し続ける国」を掲げた。

 個人演説では各候補があらためて決意を示し、公約を表明した。

 若林候補は、景気回復と安心して子育てができる教育、社会保障制度の充実を挙げ、「信州から日本を元気にしたい」と強調。高島候補は「時代の転換期において経済のあり方を見直す必要がある」と指摘し、人口減問題の改善に努めるとした。

 中野候補は「国民の苦難を取り除く」とする党の精神を掲げて「貧しさは政治が作る。一緒に新しい政治を作っていこう」と力説。井出候補は「みんなの党は自由に活動させてもらえる」と新党の魅力を伝え、「有権者がやってほしいことをやる政治家になりたい」と訴えた。

 北沢候補は、雇用の場の確保、治安維持、社会保障の充実が政治の責任だとし、「参院選で政権基盤を固めたい」と主張。臼田候補は日米同盟の強化、新産業の創出のための投資などを挙げて「努力する者が報われる社会を目指す」と唱えた。

 合同個人演説会は信州の未来を考える会が企画、運営。6候補がそろって参加し、意見を交わすのは公示後はじめて。

 会場では約200人の有権者が候補たちの言葉に耳を傾け、考え方や各政党が掲げるマニフェストの違いに注目していた。

 合同個人演説会は6日にも長野市で開かれる。

  

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