小泉進次郎政務官が飯伊を視察(続報)

政治・行政

[ 2015年 2月 13日 金曜日 9時01分 ]

 自民党衆議院議員で内閣府大臣政務官の小泉進次郎氏(33)が11日、国が進める地方創生の柱となる「まち・ひと・しごとの創生」に生かそうと、飯田市、下條村、泰阜村を視察した。地域の意欲ある取り組みやニーズなどを把握し、効果的な施策検討に役立てる狙い。長年の取り組みで花開いた事業や、10年後を見据えた活動を見て回った。

 小泉氏は南信州・飯田産業センターが昨年建設した「航空宇宙産業クラスター拠点工場」(同市松尾明)を視察後、下條村に訪れ、伊藤喜平村長らと懇談。伊藤村長は職員の意識改革や資材支給事業、合併処理浄化槽の一本化、子育て支援策など、これまで取り組んできた事業を振り返り「他力本願でなく村民が自分で地域を考え、自分主体で頑張るようになった」と紹介。小泉氏は「危機感」をキーワードに「村民全員が村の経営に関わっている。ピンチをチャンスに変えている」と称賛した。

 現場視察では伊藤村長の案内で若者専用集合住宅と、村民が自ら道路や農道、水路の施工を行う資材支給事業の村道を見学。集合住宅では、飯田市出身で神奈川県川崎市に7年住み、その後下條村に移住してきた男性(42)が「アパート周辺は住民で草刈りを行い、また子育て世代で情報交換できる交流がある」と説明した。地元住民から熱烈な歓迎を受けた小泉氏は、記念撮影などにも応じた。

 泰阜村では、有害獣として駆除されたシカの革を有効利用して商品化する「けもかわプロジェクト」を視察。8日に駆除されたシカや、プロジェクトメンバーの主婦らが皮革を活用した名刺入れを作る現場に訪れた。発起人で村地域おこし協力隊員の女性(26)は「実際に見てもらえたことは大きい」と話し、同村の松島貞治村長も「政治の場面に生かしてもらいたい」と期待を寄せた。

 視察後の会見で小泉氏は「なぜこういう取り組みが他で生まれないのか」と指摘。「リニアが起爆剤となるか衰退の火種となるか、期待感と危機感の両面があると思うが、これをチャンスと捉え、魅力を発信する中で何が生まれるか注目したい」と述べ、「それぞれが10年後に評価される取り組みとして全力を尽くして頑張っている。さらにそうなるよう国として後押ししていきたい」と話した。

  

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