市が移動手段の低炭素化へ取り組み

政治・行政

[ 2011年 10月 6日 木曜日 15時27分 ]

 飯田市は今年度の総務省「緑の分権改革」調査事業を活用し、環境モデル都市飯田にふさわしい移動手段の低炭素化を推進する取り組みの1つとして、電動小型バスと市民バス循環線増便実証実験運行を実施する。運行期間は、電動小型バスの実証実験運行が16日から1月15日まで、市民バス循環線増便実証実験運行が17日から1月16日までのいずれも3カ月間。

 リニア飯田駅の座光寺への郊外駅設置が有力視されるなかで、既存市街地との連携を計画段階から考え、できるだけ近づけるとの確認がJR東海との直接協議でなされている。牧野光朗市長は、21世紀型戦略的地域づくりの1つとして「世界最高の低炭素都市」を挙げている。アクセスでは、道路整備といったハード面だけでなく、既存市街地への移動手段の低炭素化も重要な課題となる。

 電動小型バスの実証実験運行は今春、中心市街地を運行した電気自動車のプチバス「プッチー」を再び無料で運行する。JR飯田駅と県飯田合同庁舎を結ぶ通り町とりんご並木を循環する。乗車定員は10人。飯田駅、大横町、エコハウス、信金本店前、合同庁舎の5カ所の乗り場から乗ることができ、路線上どこでも降りられる。

 運行時間は、平日は7時45分飯田駅始発から18時大横町最終まで毎時1―2便、土・日・祝日は9時飯田駅始発から17時飯田駅最終まで毎時1―2便運行する。2便運行する時間帯は12時、13時、14時台と平日のみ17時台。

 動物園に来た親子がりんご並木のエコハウスから乗ると飯田駅を経由し約20分でりんご並木(三連蔵横)に戻る。飯田駅からりんご並木や川本喜八郎人形美術館、飯田市美術博物館などへ楽に訪れることができる。高校生以下に限定し、1乗車1スタンプで20スタンプ集めると「プッチー・ぽぉ」グッズが抽選で当たる。

 市民バス循環線増便実証実験運行は、右回りと左回りを基本的には各1時間に1本運行しているが、朝夕の通勤通学時間帯に利用者が利用しやすい増便実験を行い、効果を検証する。増便する時刻(飯田病院前発)は、左回り(一色回り)が7時58分と18時58分の2便、右回り(江戸町回り)が17時28分の1便。平日ダイヤのみ。1カ月5000円で循環線内部エリア、大休線を乗り放題のフリーバス券をPRしている。問い合わせ先は、飯田市企画課(電話0265・22・4511内線2226)。

  

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