市庁舎整備 意見集約し変更案示す

政治・行政

[ 2012年 10月 26日 金曜日 15時13分 ]

 飯田市庁舎整備事業についての市民説明会で出された意見集約と市側が検討した変更案が25日に開いた市議会庁舎建設特別委員会で示された。主な変更点は新庁舎の設計内容について▽1階窓口を分かりやすく中央部へ集中的に配置▽人事課を2階、会計課を3階にそれぞれ入れ替え▽3階西側に市民が自由に入れる展望サロンを設置▽書記局を現庁舎へ移動▽リニア推進対策室をオープンフロア的な形状に変更―することなどが主な内容。「基本設計の上に立って、市民の意見をできる限り反映し、防災拠点としての整備を目的として計画を進めていく」との方針から、事業費・面積(規模)や財源・起債の返済などについては計画どおりとした。

 賛否両論のあった現場事務所については「真摯に受け止め今後の検討に生かしていく」、りんご庁舎についても「中心市街地のにぎわいを創出するための新たな取り組みを今後検討していく」とし、課題を先送りした。各地区から意見が出た自治振興センターの耐震改修と市民サービス充実については「充分な機能確保が必要。耐震化が必要な箇所については順次整備していく」とした。

 各地区で「開催が遅い」と批判された説明会については「今後の大規模事業などの実施にあたり、説明の時期や内容などに十分配慮していく」と反省。「今回いただいた意見については、できる限り反映し、設計の調整案は市議会特別委員会、市民会議、まちづくり委員会に説明し協議をいただく」とした。

 新庁舎の設計内容に関わる意見のうち、新庁舎側の駐車場への市民バスの乗り入れについては「乗り入れるようにする」、夜間や早朝も利用できるトイレの設置についても「敷地内へ設置する」とした。一方、防災拠点にふさわしいヘリポートの検討については「設置基準と新庁舎の高さなどから建設を断念する」とし、「デザイン上も近代的でないし、経費の点からもムダではないか」と指摘されたベランダの設置についても「設置目的があり現計画で整備する」とした。

 協議の中で、委員から「防災拠点として挙げられる項目の資料と、ヘリポートの設置基準のどこがひっかかってできないか定量的に示してもらいたい」との資料要求があった。また、庁舎整備事業の財源の変更に対し「特別委員会で説明を受けていない。市民説明会で初めて聞いた」との不満も。りんご庁舎との関わりについて「保健福祉部の機能も子育て支援課の業務も分かれており、将来にわたって禍根を残す。どうしても理解できない。十分議論する時間をとってもらいたい」との要望意見があり、原勉委員長は「預からせてもらう」と引き取った。

  

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