市庁舎整備 黒松などを現地調査

政治・行政

[ 2012年 3月 30日 金曜日 16時07分 ]

 飯田市議会庁舎建設特別委員会(原勉委員長)は29日、伐採か保存かをめぐり市民の関心が高まっている黒松をはじめ、敷地周辺の樹木などを現地調査した。19日に市が示した植栽計画などの方針を確認する目的。黒松については「現位置での保存または移植は困難」とし、「できるだけ早い時期に議会の了解を得て、次のステップに進めたい」(渡邉嘉蔵副市長)考えだ。

 これに対し、市議会では会派のぞみ、公明党、市民パワーの3会派が黒松の伐採を主張、会派みらいは保存を要望している。この日の現地調査でも3会派の意向を受けて開いた反省会で「ちょうど集まっているので委員会を開いて、市の植栽計画に対する結論を早く出すべき」とする3会派と、「今日の現地調査を踏まえ、もう少し会派として検討したい。特に黒松についてはきちんと判断する必要がある」とする会派みらいの主張がかみあわなかった。

 「反省会の位置づけは」と口火を切ったのは公明党の林幸次氏。日本共産党の伊壷敏子氏が「委員会として植栽計画を了解する必要がある」と続き、市民パワーの木下容子氏も「工事が止まっている。委員会を開いて議会としての結論を早く出すべき」、同じく下平氏は「黒松を切っていただいて早く事業を進めてほしい。市政の停滞は許されない」、会派のぞみの木下克志氏は「最終結論を出した上で前に進むべき」、同じく吉川秋利氏は「黒松を撤去してもらいたい」とそれぞれ発言した。

 現地調査には渡邉副市長以下関係職員が同行したが、反省会は特別委員会のメンバーだけで開いた。会派みらいの原和世氏は「今日は現地を見ることが目的。委員会をやるなら市側の出席を得てきちんとやるのが本来のあり方」、同じく福沢清氏も「市側が出席していない中で、委員会を開いて決めてしまうことには反対」と主張した。

 これに対し、林氏は「市が提案した植栽計画を前回の委員会で聞き置いたままでは市側が困るのでは。委員会として一定の方向を出してやらないと」、下平氏も「結論の先延ばしはよくない」などと委員会開催を求めたが、原氏は「何をそんなに急ぐのか。市側も方針をまとめるのに2、3カ月かかっている。議会としてきちんとやるべき」と述べた。

 最後に、原委員長は「新庁舎の会派室などについて各会派から出ている要望意見に対する市側の回答も含めて委員会を開催する必要があるが、植栽計画の結論を得るために緊急に委員会を開催する理由はない。事前に委員から開催の要望もなかったし、理事者から要請もなかった。市長は出張しており、市長がいる時に市長の出席を求めて開くのがいい。できるだけ速やかに開く」とまとめた。

  

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