市役所でトップインタビュー

政治・行政

[ 2012年 6月 12日 火曜日 10時23分 ]

 ISO14001自己適合宣言を行っている飯田市役所環境マネジメントシステム内部監査に先立ち、市長の考え方や課題などを明確にする「トップインタビュー」が8日、市役所であった。これを受け、7月から8月にかけて実施する内部監査における重点監査事項を近く決定、通知する。

 本年度は、環境プランの改訂に伴い、市役所の環境方針と環境マニュアルが改正され、市役所地球温暖化防止実行計画も改訂、施行された。新しい環境方針は基本理念に「環境文化都市を実現させるため、『環境』をすべての政策の基本に置く」と明記。新しい温暖化防止実行計画は、2014年度までに10年度比でCO2排出量5%削減を目標に掲げる。また、ISO適用サイトを指定管理施設なども含めた市の全ての施設に拡大し、4月のISO管理職員研修で周知徹底を図っている。

 こうした中で行われたトップインタビューには、これまで以上の160人が参加。牧野光朗市長から「環境モデル都市・飯田の挑戦―再生可能エネルギーを活かしたまちづくり―」について環境施策の説明、アイパックスの羽場健治代表取締役社長から同社の環境活動の紹介を受けた。

 続いて、飯田ビジネスネットワーク支援センターの木下幸治オーガナイザーがコーディネーターとなり、羽場社長、牧野市長とのトップインタビューを行った。この中で、羽場社長は「環境管理を行うことで生産効率の改善が進んでいないことが見えてきた。環境は全社員に意外に見えないが、会社の効率は見える化ができる。効率経営は環境にやさしいので、効率経営をすれば環境経営につながる」と指摘。

 地域ぐるみ環境ISO研究会の温室効果ガス削減プロジェクト「いいこすいいだ」のモデル事業所として、CO2を10年度比5%削減を目標に取り組んでいる省エネ改善活動について説明。今月1日から出勤時間を30分早めるサマータイム制を導入したところ、節電の効果とともに、従業員がスムーズに出勤できCO2削減効果もあることが分かったと報告した。

 牧野市長は「リニア時代を見据えた新しい戦略を展開していける地域にしていくために何をすべきかと考えると、環境をすべての基本に置いていく。入口を環境にすると、いろんな出口が見えてくる。環境側面から考えていくことが産業振興や安心安全などにつながり、いろんな広がりを持っていく」と説いた。

 また、市役所の今夏の省エネについて「昨年は電気使用量の20%削減は難しいと思っていたが、結果は14%の削減ができたことに驚いた。“乾いた雑巾”と思っていたら、まだ14%減らす余地がある“濡れた雑巾”だった。今年はもっと合理的にできるやり方があるのではないか。まだ検討しており、近々発表する。エコ通勤も36%の職員ができる。日頃やっていたことを見直すことで今まで気がつかなかった良い面が出てくる」と強調した。

  

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