川路の天龍峡温泉交流館 改築後のイメージ示す

政治・行政

[ 2016年 5月 26日 木曜日 12時05分 ]

 飯田市は24日夜に川路公民館で開いた市政懇談会で、川路地区の天龍峡温泉交流館の改築事業の概要を説明し、完成後のイメージ図を示した。6月下旬の業者決定後に建築工事に入り、来春の開業を予定する。

 市観光課の小木曽伸二・天龍峡再生専門幹が説明した。飯伊の古民家の柱材を利用した本棟造り平屋建てを基本とし、玄関入口から見て、左側に温泉施設、右側に食堂や多目的ルームなどを配置する。本棟2階部分に展望室を設け、天竜川の峡谷にそびえ立つ岩「龍角峯」を望めるという。

 市は将来の天龍峡周辺のイメージも図説。同交流館のほか、今後に整備される遊歩道や公園、三遠南信道の「天龍峡IC休憩施設」や「天龍峡大橋」などを結び、にぎわいや交流の創出につなげたいとした。

 すでに解体された旧交流館の建物は1972(昭和47)年の築造。かつて運営していた第3セクターが2007年に経営難で解散後、市が施設を購入し、簡易宿泊・入浴施設として経営していたが、赤字が続いた。本年度から地元住民らでつくる「農耕百花」の指定管理に移行。市は天龍峡再生の拠点施設ととらえ、総事業費約2億8000万円をかけて改築事業を進めている。

 改築費の一部6000万円を16年度一般会計予算に計上したが、市議会3月定例会時の審議では、事業の見通しをめぐり議論が紛糾。議長を除く22議員のうち6議員が反対した経緯がある。

  

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