飯田市新庁舎22日に完成へ

政治・行政

[ 2014年 12月 10日 水曜日 13時52分 ]

 飯田市の市役所新庁舎が22日に完成し、来年1月5日から新庁舎での業務が始まる。防災、市民サービスの向上、環境などに配慮した庁舎を目指し、昨年4月から建設工事を進めてきた。来年1月4日に竣工式典を開き、同下旬から市民向け見学会を予定している。

 新庁舎は大久保町の現庁舎西隣で、地上3階、地下1階建てで延床面積は約8600平方メートル。A棟(執務棟)1階に申請・交付手続きなどの市民向けサービス機能を集約させた。

 B棟(議会防災棟)には議場や危機管理センターを配置。議場の椅子などの備品は可変式とし、大規模災害時は対策本部など対応拠点となる。停電や断水などへの備えとして、自家用発電機や太陽光パネル、受水槽や貯水施設も設けた。

 A棟1階には、本町のりんご庁舎から福祉窓口を移転。りんご庁舎で平日夜間と土曜日に対応してきた証明書発行などの業務も移行する。環境文化モデル都市として、環境面へも配慮し、地元産材やLED照明などを活用している。

 市は今月下旬から移転作業の準備を進め、26日から来年1月4日にかけて本格実施。同4日の竣工式は午前10時から議場で行い、5日朝は西側玄関前でテープカットを予定している。

 市民向け見学会は来年1月18日、25日、2月1日の午前10時と午後1時からで、事前の申し込みは不要。その後も市役所業務と合わせた見学の機会を設けたいとしている。

 牧野光朗市長は「新庁舎の完成に伴い、さらに行政サービスを充実させていく。その場でさまざまな窓口サービスが提供できるようになり、防災対応の機能も発揮できる。環境面に配慮した点も特徴で、多くの市民の皆さんにも見てもらい、市役所業務への理解を深めてもらえるとうれしい」と話している。

 現庁舎は1962(昭和37)年の建設で老朽化。大規模地震に対する耐震性も十分でないことから、市は新庁舎建設と現庁舎の耐震改修を決めた。現庁舎の工事は来年1月~12月を予定。新庁舎建設と現庁舎の耐震改修を合わせた建築工事費は45億円以内を見込み、関連道路の改良や用地取得との計は約63億円となっている。

  

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