市議会が飯工高ISO委の意見聞く~不法投棄対策めぐり~

政治・行政

[ 2012年 11月 8日 木曜日 15時32分 ]

 飯田市議会議員と飯田工業高校ISO委員会の生徒たちとの懇談会が6日、同市座光寺の同校会議室であった。市民の声を政策づくりにつなげることを目的とした議会報告会で昨年、不法投棄対策を求める意見が出され、市議会建設環境委員会で調査研究活動を行っている。その一環として、地域の環境活動に積極的に取り組んでいる同校ISO委員会の活動を理解し不法投棄対策について意見を聞くため懇談会を申し入れた。

 懇談会には、生徒13人、議員10人、市職員3人が出席。自己紹介に続いて、同校ISO委員会の委員長が、2004年からISO14001の飯田版「南信州いいむす21」を取得して取り組んでいる活動を紹介。毎月1クラスずつ校外に出て行っている「OIDE清掃」や新聞・ポスターの作成などの活動について「全校生徒の環境に対する意識を高めており、新校にもその精神を引き継ぐ」と述べた。

 市議会建設環境委員会も不法投棄現場を視察し不法投棄(ポイ捨て)を減らすための課題を洗い出し、①啓発・学習活動②具体的な行動③行政間などの連携④市条例の制定―のため取り組んでいる活動を紹介。今後の方向性について、原和世委員長は「先に開催した議会報告会で出された市民の意見や、今日の高校生の意見を参考にして、来年3月までに提言としてまとめ市長に提出したい」と説明した。

 続いて、意見交換の中で、生徒たちから「実際に歩いてごみを拾っているが、たばこの吸い殻やペットボトルなどが多い。ごみの量は毎月同じぐらいあり、変わらない」「入学すると生徒総会の後、1年生に対してなぜISO委員会があるのか説明し環境学習をしている」「各クラス2人ずつの委員が率先してごみの分別など環境ISOの手本を見せている。みんなの環境意識が高まればと思い自分から進んで行っている」と発言があった。

 顧問の教諭も「委員は部活動や資格試験など忙しい中で年間を通して活動している。回を重ねるごとに部活動に似たような仲間意識ができ、生徒の方から環境意識が生まれてきている。2、3年生は率先してできるぐらい意識が高まっている。環境に関して全校に呼び掛けていく姿勢が頼もしい」と語った。

 生徒たちは市議会に対し「ポイ捨て防止のため市民も巻き込んでいただけるとありがたい」と要望。原委員長は「環境文化都市宣言に基づき、しっかり取り組んでいかねばならない。皆さんの協力をぜひお願いしたい」と答えた。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)