市議会定例会で牧野市長  「リニア中間駅機能の肉付け期待」

政治・行政

[ 2013年 8月 28日 水曜日 15時40分 ]

 飯田市議会第3回定例会は27日開会し、市側は歳入歳出ともに5億6100万円余を追加し、総額439億9100万円余とする本年度一般会計補正予算案や前年度の各種決算認定案など計30件を提出した。報告3件に続いて人事案4件を即決。牧野光朗市長は開会あいさつで、JR東海が6月に示したリニア中央新幹線の中間駅の基本的機能について「今後、計画の肉付けを期待したい」と述べた。

 リニア時代を見据えた取り組みに言及する中では、自主自立を基本とする「りんご並木の精神」の重要性をひもとき「内外からのさまざまな知見を取り込みながら、リニア時代に向けた産業・人・地域づくりを議員や市民とともに、これまでにも増して力強く推進していく」と協力を求めた。

 7月に文部科学省に国史跡指定を申請した同市座光寺の恒川遺跡群については「今後も守るべきものとして確実に後世に伝える取り組みと、地域づくりの重要な資源として活用を図る取り組みを地域の皆さんと協働で進める」との姿勢を伝えた。

 JR東海は今秋に環境影響評価準備書を公示し、その中で詳細な中間駅位置とルートも示す。6月に公表した中間駅のイメージは、待合室や切符売り場などを設けず「効率性と機能性を追求したコンパクトな駅」を目指した内容。イメージ図で示した施設以外については、地元負担を原則に検討する方針としている。

 牧野市長は「多くの乗降客が利用しやすい駅にならなければならないという観点から、今後、計画の肉付けがあることを期待するとともに、地元としても備えるべき機能について検討したい」と述べ、イメージ図で示された以外の施設整備が必要との現状認識を示した。

  

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