市議選あす告示 2期連続1人超過が濃厚

政治・行政

[ 2013年 4月 13日 土曜日 13時41分 ]

 任期満了(27日)に伴う飯田市議選(定数23)は14日に告示され、21日に投開票される。立候補を予定するのは現職16人、新人8人の計24人。2期連続で1人超過の選挙戦となる可能性が高い。これからリニア時代を見据えた地域づくりの肉付けが始まる時期を迎えるが、身近な市民選挙への熱気は低温状態が続いている。

 定数は27から4減とした前回と同じ23。昨年12月の衆院選の影響もあってか、総じて出馬の動きが遅れた。現職全員の進退を含め、現在の構図が固まったのが2月下旬。以降は新たな擁立はなく、同市選挙管理委員会によると、11日現在、24派以外に立候補の届け出に必要な書類を持ち帰った陣営はない。

 24人の党派別は公明と共産がともに3人で、ほか18人は無所属。現在5人いる女性は2人のみとなっている。新人は前回時の2倍。現職は4期が5人で最も多く、3期と2期が4人ずつ、1期が3人となっている。

 20地区別では、上久堅と千代、川路、三穂、上村からは引き続き擁立はなく、橋南が現職の引退で新たに空白区に。前回当選者と比較して、羽場と鼎は2人増、松尾と山本は1人増の一方、竜丘と伊賀良は各2人減の状況にある。

 前回選は告示3日前に立候補を予定していた当時の現職が急死。2人超過の予想から1人超過の選挙戦に変わった。選挙に対する有権者の関心は高まらず、投票率は64・33%。9回連続で過去最低を更新した。

 4年後の今回。秋にリニア中央新幹線の詳細な駅位置やルートの公表が見込まれ、リニア時代を見据えた地域づくりが動き出す。牧野光朗市長の表現を借りれば「基盤構築期の要の時期」の市民代表を選ぶ機会となる。

 しかし、告示前の1週間を通じて市民からは「前回以上に盛り上がっていない」「ポスター掲示板がなければ選挙と気付かない」の声。総決起大会などの集まりは別として、普段の後援会事務所は人影まばらな陣営も目立った。

 市議選への関心を高め、候補予定者の考えを知ってもらうためのウェブサイトを開設した若者有志らは「どんな人が選挙に出ようとしているのかが分からない。気軽に政治に関われるようになれば」「日頃疑問に思っていることなどを対話する機会が増えればうれしい」。選挙期間中の活発な舌戦が期待されている。

  

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