平谷村議選・無投票で決まる

政治・行政

[ 2018年 4月 11日 水曜日 15時27分 ]

花束を受け取る宮澤さん

 任期満了(29日)に伴う平谷村議選(定数8)は10日告示され、午後5時までに現職6、新人2の8人が立候補して無投票当選が決まった。8人はいずれも無所属。選挙会は18日に開き、当選証書を交付する。同村議選の無投票は8年ぶり。

 同村の村議選は以前からポスター掲示や選挙公報の発行もなく、遊説や街頭演説なども行わない血縁票に頼った「親戚選挙」が続いてきた。前回2014年は1人超過の選挙戦となったものの、同様の水面下の選挙戦となり「顔も主張も分からない」と村民からの批判が寄せられた。

 今回の選挙では初めて全候補がポスターを掲示。いずれも顔写真とともに目指す村づくりなどのメッセージも掲載した。選挙公報は全候補が原稿を用意したが、無投票のため発行されなかった。今後、議会だよりの議員紹介などで選挙時に掲げた公約を紹介することも検討していく。

 同村議選について現職議員の一人は「議員のなり手がいない」と指摘した。大幅に抑制されていた議員報酬は、見直しにより以前の状態に戻ったが飯田下伊那の最低水準にある。村外勤務などの仕事との両立も難しく「現役を引退した人に頼らざるを得ない」現状にあるという。

 「定住と雇用施策の充実を」 新人の宮澤茂樹さん

 「若者の定住促進と雇用施策の充実を図りたい。皆の意見が村政に届くよう取り組んでいく」。10日告示の平谷村議選で無投票初当選が決まった宮澤茂樹さん(62)は、西町の自宅に集まった支持者に思いを語った。

 公約には若者の定住促進と雇用施策の充実の2つを掲げた。「村の人口が減ってしまうことが一番の課題。人が少なくなることは生活水準の低下につながる」と訴えた。

 公約は支持者らに口頭で伝えていたが、全村民に向けては選挙公報で伝える予定だった。公報は発行されなかったものの、思いの一部は選挙ポスターに掲載した。今後、なんらかの形で立候補時の公約を伝えるとともに一般質問などを通じて実現に向け取り組むという。

 村松是伸後援会長は「公約の実現に向けて1期4年間取り組み、村をより良いものにしてほしい」と激励した。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)