広域連合がリニア将来構想をふまえ策定委員会発足

政治・行政

[ 2010年 6月 21日 月曜日 11時02分 ]

 南信州広域連合は18日、広域連合や構成14市町村が行う事務の指針となる、2011年度から15年度まで5年間の「第3次広域計画」の策定に向け、策定委員会の初会合を飯田消費生活センターで開いた。南信州地域の基本構想・基本計画にあたる「飯伊地域ふるさと市町村圏計画」が09年度末をもって終了し、次期計画は策定しない。そのかわりに、今回策定する広域計画の冒頭に、ふるさと市町村圏計画の基本構想部分に相当する「めざす姿」を盛り込む。

 「めざす姿」は、広域連合が5月に設置した「リニア将来構想検討会議」で議論し11月をめどに策定する将来ビジョンや、昨年12月に共生ビジョンが完成した定住自立圏構想、07年度に策定した三遠南信地域連携ビジョンなどと調和したものとする。また、策定する広域計画の基本計画部分については、現行の広域計画の検証と新たな広域的な課題やニーズを把握する中で定める。

 初会合では、牧野光朗連合長から広域計画策定委員41人に委嘱状を交付。委員長に阿智村自治会連絡協議会長で西部地域自治会代表の羽場睦美氏、副委員長に飯田市社会福祉協議会長の山内章圭氏をそれぞれ選出した。

 この後、広域計画の策定方針やスケジュール、広域連合の現況と現行の広域計画、リニア将来構想検討会議の報告が事務局からあった。最後に意見交換の中で、委員から人口減少を懸念する声や、三遠南信自動車道とリニア中央新幹線を活用した産業振興策、地域の長年の悲願である4年制大学をはじめとする高等教育機関の必要性などに関する意見が出た。

 次期広域計画はリニア将来構想検討会議での検討を踏まえて策定する方針で、今後3回開催する予定。原案について11月にパブリックコメントを行い、12月に案を決定。2月の広域連合議会に提案し議決を経て正式に決定する。

  

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