座光寺地区で市政懇談会開く

政治・行政

[ 2016年 6月 25日 土曜日 8時57分 ]

 飯田市座光寺地区の市政懇談会が22日夜、座光寺公民館であった。約130人が参加し、牧野光朗市長らと意見交換。リニア中央新幹線に関連して地区内で複数の大規模事業が計画されていることから、自治会はJR東海や県などとの間の調整機能の発揮や地域振興に向けた連携を求めた。

 座光寺地区ではリニア計画の関連で、本線建設の他、スマートインターやアクセス道路の整備、旧飯田工業高校を活用した知の拠点整備の計画が進んでおり、事業主体が同社や国、県、市などに分かれていることから住民の間では混乱が生じている。

 住民の声を踏まえ、自治会は「事業主体が違うため情報の食い違いがあり、住民や用地に関係する人には戸惑いが多い。総合的な調整機能を果たして」と要望。リニアを生かした地域振興についても「これほどの事業が一挙に動いては地域の力だけでは足りない」とし、積極的な関与を求めた。

 調整機能の発揮を約束した牧野市長は「全庁的に職員が意思疎通を図れる体制を組み、専門的なプロジェクトチームを組織していけたら」と答えた。

 他に住民からは「臨機応変に農地転用をして地区内移転を望む人の土地を確保して」「一律に農業振興地域を除外するのではなく、状況に応じられるよう真剣に考えてほしい」など、土地利用の見直しを求める意見が出された。

 牧野市長は「どんな土地利用の仕方をするか総体的に考えていかなければいけない。市として責任を持ち、皆さんと一緒に考えていく」と回答。リニア推進部は、関連事業の適地判断と移転する人を対象に行う意向調査の結果を踏まえた土地利用判断の両面で「相談しながら進める」との考えを示した。

  

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