牧野市長18日に出馬表明へ 後援会の要請受け

政治・行政

[ 2016年 3月 16日 水曜日 13時45分 ]

 任期満了(10月27日)に伴い、10月9日告示、同16日投開票の日程で行われる飯田市長選で、現職で3期目の牧野光朗氏(54)=無所属、八幡町=の後援会(水野こはる会長)は15日、牧野氏に4選出馬を求める要請書を市役所記者クラブで手渡した。牧野氏は「重く受け止め、要請にこたえるべく今少し熟慮を重ねる。然るべき時に思いを固めて皆さんに伝えたい」と述べた。18日の市議会3月定例会最終日に出馬を表明する。次期市長選をめぐり、このほかに表立った動きはない。2012年の前回選が36年ぶりの無投票だったこともあり、今後は対抗馬の擁立が焦点となる。

 水野会長が朗読した要請書では、リニア中央新幹線の開業や三遠南信道の全通、人口減などによる環境の変化を見据え「(今後の)市政経営は従来型の知見や発想による地方の努力だけでは対応しきれない」と指摘。牧野氏の見識や手腕に期待した上で「南信州地域を発展させるには今が最も大切な時で、先頭に立ってリーダーシップを発揮されることが責務。立候補を切望する」とした。

 旧飯田工業高校を活用して産業振興や学術研究機能の集積を図る「知の拠点」整備の本格化、新年度に策定する次期総合計画(17年度~28年度)の推進などを控える中、福祉や子育て、教育、防災など市政全般でも「次のステップが求められる」とし、確実な達成を求めた。

 市長就任後の3期の実績として▽リニア県内駅の実現▽市立病院第3次整備をはじめとする地域医療の確保▽保育料軽減や医療費無料化など子育て支援の充実による高い出生率▽地育力を生かした人づくり▽公共施設の耐震化や改築▽環境モデル都市の取り組み▽市債減少―などを挙げた。

 全国市長会経済委員長や国の経済・財政一体改革推進委員、海外赴任の経験なども並べ「真の地方創生に取り組むためには、そうした見識と経験は極めて重要」とした。

 牧野氏は1月の後援会新年会で出馬を求められた際は「大変重いものがあると受け止めたいが、熟慮の時間をいただきたい」、2月23日の市議会3月定例会のあいさつでは「3期目最後の当初予算案」に触れる中で「その後のことは、今少し熟慮の時間をいただき、誤りなき判断をしたい」と述べていた。

 牧野氏は早大政経学部を卒業後、日本政策投資銀行を経て04年10月に市長に初当選。08年に新人を退けて再選し、12年は無投票で3選した。

  

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