御前崎市長が高森を訪問 災害協定見直しへ

政治・行政

[ 2011年 8月 23日 火曜日 9時23分 ]

 静岡県御前崎市の石原茂雄市長は19日、災害時相互応援協定を結んでいる高森町の熊谷元尋町長を訪ね、協定内容の見直しを確認した。同市にある中部電力浜岡原発の事故を含めた災害を想定し、被災住民の一時受け入れなどを新たに盛り込む方向。想定範囲を広げ、協力関係をより密にする。

 高森町と旧御前崎町が1987(昭和62)年、友好都市を結び、旧御前崎町の合併に伴い、2007年には御前崎市と提携。同年に災害時の協定も結んだ。野球チームが大会に参加するなど住民レベルでも交流が深い。

 担当課によると、現在の協定では、応援要請に応じて必要な物資の提供、職員の派遣、ボランティアのあっせんを行う項目が設けられているが、被災者の受け入れなど原発事故を想定していない。

 東京電力福島第一原発事故を受け、熊谷町長は「万が一の時に全力で協力させていただきたい」とし、協定の見直しを石原市長に打診した。

 訪れた石原市長は「町長の言葉に感謝している。協定があるとないとでは精神的にも違ってくる」と述べ、熊谷町長は「町としてできることがあれば素早く応援できるようにしたい」とあらためて思いを伝えた。

 応援協定の見直しについて石原市長は「首長が相互に納得できる内容になればいい」と話した。

 両市町の担当課が1カ月ほどかけて見直し、新しい協定書を作成する。早ければ来月に石原市長が高森町を再訪し、調印式を行うという。

  

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