恵那山トンネル特別料金「引き続き検討」

政治・行政

[ 2010年 11月 20日 土曜日 13時15分 ]

 長野県飯田、伊那、駒ケ根、岐阜県恵那、中津川の5市議会と上伊那町村議長連絡協、下伊那、木曽両郡議長会で構成する「中央自動車道・恵那山トンネル等議長会連絡協議会」(会長・坂井昌平駒ケ根市議会議長)は18日、恵那山トンネルの特別料金撤廃を求める地方要望を名古屋市で行った。このほか、遮音壁の透光板化または低い遮音壁の設置により地域経済や観光振興への配慮を求めた。

 中島武津雄飯田市議会議長ら5市議会の正副議長が中部地方整備局と中日本高速道路(NEXCO中日本)を訪れ、それぞれ提言書、要望書を提出した。

 中部地方整備局では、田中隆司道路部道路調査官が「今年度の道路予算は対前年度比84%と厳しいうえ、行政刷新会議ではさらに8掛けが取り沙汰されている状況。さまざまな割引制度が導入されてきた経過もあり、特別料金についてはさらに検討したい」と回答。遮音壁については「ご当地が景観の美しいところであることは承知しており理解できる」と述べた。

 NEXCO中日本では、岩田久志名古屋支社長と森井洋二、名古屋義和両副支社長らが対応。岩田支社長は「他の長大トンネル特別料金とも撤廃したいとは思うが、国が基本料金を設定しており引き続き検討したい」と回答。遮音壁については「飯田―松川間570メートルの下3分の1を透光板化した。適切な範囲で低くし景色が見やすいものや、地域活性化も考慮した木製化も検討している」と述べ、年来の要望の一部が実現していることが示された。

 同協議会では、来年1月に中央要望を予定している。

  

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