新城市で先進5市サミット開く

政治・行政

[ 2019年 7月 5日 金曜日 15時36分 ]

 環境政策に力を入れる飯田市と岐阜、愛知、静岡3県の4市でつくる中部環境先進5市(TASKI)サミットが5日、愛知県新城市の新城地域文化広場で開かれ、飯田市からは牧野光朗市長らが出席した。2010(平成22)年に始まり、9回目。来年の次回開催地が飯田市となり、牧野市長へのたすき渡しが行われた。

 中部環境先進5市は、環境首都コンテスト全国ネットワーク(現・環境首都創造ネットワーク)主催の「日本の環境首都コンテスト」に参加した岐阜県の多治見市、愛知県の安城市と新城市、静岡県の掛川市、飯田市の5市で構成し、略称は頭文字をとって「TASKI(たすき)」。イベントへの共同出展を通した環境事例の発信や、観光関連の情報交換、相互連携を進めている。

 9回目となった今年は、テーマを「次の世代へつなぐ環境活動のタスキ」に設定。冒頭あいさつで新城の穂積亮次市長は「環境に対する取り組みを次世代の市民団体、エネルギー、目標にどうつなげるかが大切。サミットを通して住民同士の交流を深め、5市の絆がさらに強まれば」と述べた。

 パネルディスカッションは5市長らがテーマに沿って意見交換し、それぞれの実践活動を踏まえて話題提供もした。牧野市長は、地域と高校生をつなぐ「地域人教育」の仕組みと主な取り組みを紹介。好例として竜丘地区の市民団体「天竜川鵞流峡(がりゅうきょう)復活プロジェクト」の活動に触れ、「放置竹林の伐採や美化活動を行うとともに、地域を愛し理解して地域に貢献する人材を育てている」と語った。

 天竜川鵞流峡復活プロジェクトは2015年に設立。景勝地の鵞流峡一帯に生い茂る竹林を伐採して景観を整えている。

 2部構成で行い、第1部ではパネルディスカッションを前に、新城市の鞍掛山麓千枚田保存会の小山舜二会長が基調講演した。5市の市民団体のメンバーらも集まり、飯田市からは環境アドバイザーと天竜川鵞流峡復活プロジェクトの計8人が第2部の市民交流会に参加した。

 たすきが新城市長から受け継がれ、牧野市長は「積み重ねこそがTASKIの力」といい、取り組みをさらに前進させていくことを誓った。

◎写真説明:中部環境先進5市のサミット

  

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