10月11日告示、18日投開票の日程で行われる飯田市長選で、市選挙管理委員会は、期日前投票所を1カ所増やすことを決めた。新たに設けられるのは上郷公民館。新型コロナウイルスの感染防止の一環で市役所に集中するのを避ける狙いで、分散して投票するよう呼び掛ける。
これまでは市役所(C棟1階市民サロン)、竜丘公民館、伊賀良公民館、上村自治振興センター、南信濃地域交流センターの5カ所に設置していた。
市役所は10月12~17日までの午前8時半~午後8時、竜丘公民館、伊賀良公民館、上郷公民館の3カ所は13~16日までの午前10時~午後8時、上村と南信濃は15、16日の午前10時~午後6時。市の期日前投票率はおおむね25%前後。
9月1日現在の選挙人名簿登録者数は8万2511人。伊賀良、上郷、鼎、松尾の4地区が1万人を超え、伊賀良地区が1万1481人で最多。上郷の1万1319人、鼎の1万869人、松尾の1万420人と続く。中心市街地の5地区(橋北、橋南、羽場、丸山、東野)全体では1万3877人。
市長選を巡っては、これまでに現職4期目の牧野光朗氏(59)=無所属、八幡町=と、新人で前副市長の佐藤健氏(52)=無所属、鼎名古熊=が立候補を表明。12年ぶりの選挙戦となる見通し。
立候補届けの説明会は9月24日、事前審査は10月8日で、いずれも市役所で午前10時から。