村井知事が豪雨被災地視察、現地で早期復旧を約束

政治・行政

[ 2010年 7月 29日 木曜日 15時38分 ]

 村井仁知事は28日、13日から15日にかけての豪雨で土砂崩落が発生した飯田市上村、南信濃地区や天龍村の被災地を視察した。民家3棟が全半壊した南信濃木沢小道木地区では、現地での復興を願う住民に「今後安心して暮らせるよう、できる限り手当てをしたい」と伝え、早期対応を約束した。

 午前に被災地入りした知事は、上村コミュニティーセンターで牧野光朗飯田市長らから被災状況の概要説明を受けた後、公用車で上中郷集会場や国道152号の土砂流出現場、砂防えんてい整備や治山事業の計画地などをめぐった。

 裏山が崩れ、大量の土砂が民家3棟に押し寄せた小道木地区では、本宅が全壊した山崎勅雄さん(59)、離れが全壊し、本宅も床上浸水の被害にあった山崎訓聖さん(48)方を見舞った。

 災害直後、「もうここでは暮らせないかもしれない」と不安を漏らした訓聖さんは、「悩んだが、両親のためにもここで暮らし続けたい。そのために不安を取り除いてほしい」と要望した。

 見舞いの言葉を伝えた知事は「安心して暮らしていただけるようにするため、二度と災害が起きないよう上部の手当てを急ぎます」と約束。「まずは財務省、国土交通省と連携し、査定を急ぎたい。継続性が重要なため、任期が切れるまで全力を挙げたい」と話した。

 天龍村では、土砂崩落があった平岡の岡本地区を視察。大平巖村長らが谷止工、山腹工などによる復旧工事の計画を伝えるとともに、飯田富山佐久間線など毎年、崩落を繰り返している幹線道路の早期整備を求めた。

 訓聖さんは「手当てを約束してくれて大変心強い。新しい知事にもその意向を受け継いでいただきたい」と話していた。

 

 

  

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