松尾市政懇 産業道路の活用へ再提案

政治・行政

[ 2016年 7月 22日 金曜日 15時09分 ]

松尾市政懇 飯田市松尾地区まちづくり委員会(小木曽博人会長)は19日夜、松尾公民館で開いた市政懇談会で昨年に続いて竜水地区の産業道路(市道1―53号線)の活用問題を取り上げ、産業道路から国道153号方面へのアクセス改善案を再提案した。

 具体的な提案として、①産業道路を北側に延伸して、松川を架橋で渡り、国道153号に接続する道路(新設道路)②県道伊那・生田・飯田線を拡幅改良して、国道153号に接続する道路(道路改良)―の2つの案を提示した。

 小木曽会長は、道路整備による効果について「国道153号に接続することにより、竜水地区の物流が円滑になり、さらなる産業振興が期待できる」「三遠南信自動車道飯田東IC方面(上久堅・下久堅)からリニア新駅へのアクセスが向上する」と指摘。まちづくり委員会として、道路整備のあり方を考える地元関係者などによる懇談会を開催。大型車などの交通量調査や事業所への調査などを必要に応じて実施する考えを示した。

 昨年の市政懇でも提案したが、ことしの市政懇では「県への働き掛けが少ない。しっかり働き掛けてもらいたい」との不満の声が出た。

 これに対し、牧野光朗市長は「県の道路予算の20%以上が飯伊へ来ている。リニアの予算枠を通常の道路予算枠で使われると回らなくなる」と懸念を示し、「県に働き掛けていくことが大事」と述べた。

 市政懇ではこのほか、リニア時代の松尾地区の未来の姿について、緑ケ丘中学校3年の生徒らが自分の思いを発表。やらまいか松尾助成金交付団体のサンロード八幡、寺所あすなろ農園実行委員会、代田地区寺子屋運営委員会の取り組み発表があった。

 この中で、サンロード八幡の北原清光会長は「市は地域の商店街の振興をどのように考えているか。高齢者が少しでも暮らしやすいように、交通手段がない人への配慮が必要では。買い物困難者への対策について知恵を貸してもらいたい」と要望、提言。市の担当部長が「支援する準備はあるので声を掛けてもらいたい。買い物困難者については、飯田商工会議所の移動販売所のノウハウをもとに福祉と商業の視点から検討を始めたところ」と説明した。

 

  

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