松川町が水車型の小水力発電システム導入へ

政治・行政

[ 2011年 6月 23日 木曜日 8時48分 ]

 松川町は本年度、水車型の小水力発電システムを大島の町温泉施設「清流苑」近くの水路に導入する。自然エネルギーの活用を町民らにPRし、節電意識を高める狙い。年度内に設置する予定で、深津徹町長は「今回の設置をきっかけに、より大規模な小水力発電システムの可能性を探りたい」としている。

 21日に再開した町議会6月定例会で、工事費など250万円の予算が可決された。

 同システムは、直径約2メートル、幅30センチの水車を回すことで発電機を稼働させる。出力は150~200ワット。昼間はバッテリーを付けて蓄電し、夜間に周辺にある街路灯や小水力発電をPRする看板の照明などに活用する。

 町住民税務課によると、水力発電システムの設置場所は清流苑近くで、名子井水利組合が管理している水路。町が同組合から了承を得た。

 深津町長は町の豊富な水量と地形に注目し、より規模の大きい小水力発電システムの導入も視野に入れる。高低差を生かし、場所によっては最大出力が160キロワットという試算もある。

 深津町長は「浜岡原発の停止もあり、エネルギーの使い方が問われている。太陽光に対する補助を継続する一方、小水力の可能性を探りながら自然エネルギーの普及拡大に努めたい」と話した。

  

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