松川町議会、教育・農業分野で住民と意見交換

政治・行政

[ 2014年 10月 27日 月曜日 13時01分 ]

 松川町議会は24日夜、議会報告会を町役場で開いた。議会の取り組みや町の主要課題について説明、参加者と意見交換した。報告会は、町民に開かれた議会運営や議員の責務などを定めた町議会基本条例に盛られ、年1回実施。出された意見や要望を踏まえ町に提言する。

 報告会を前に、議員が政策立案や政策提言に取り組むための政策討論会を開き、本年度は「基礎学力の向上策」と「農業の担い手確保」の2つのテーマを設定。2度の討論会で議員から出された意見を報告会で示し、それらも踏まえて町民の考えを聞くことにした。

 報告会は20日から始まり、3回目のこの日は、町内4小中学校のPTA役員や保育園保護者会員らが対象。約20人が参加し、町議と意見を交わした。

 基礎学力の向上策について、町議側は▽補習や個人指導で底上げが必要▽過度な放任も問題▽就学前の教育▽学校への信頼―など課題や対策を8項目に集約。これに対し、参加者からは「長期休みに公共施設を開放して勉強できる環境を」との声。中学3年生を対象に町教委が行っている補習授業「てらこや松中」に触れ、「小学校の高学年を対象にした寺子屋も開いてほしい」との要望も出た。自らの経験を踏まえ、人間力を高めるための教育も大切だという意見もあった。

 農業の担い手確保について、町議側は▽所得の安定が最優先▽法人化による課題解決▽土地利用の法整備▽後継ぎからの脱却▽次世代の意識把握―などを説明、意見を聞いた。

 町議会は近く、町民意見を参考にして町側に政策提言する予定。島田弘美議長は「日頃感じているものを直接聞く良い機会。今後の政策にも反映させたい」と話した。

  

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