根羽村信大農学部と協定調印

政治・行政

[ 2011年 3月 9日 水曜日 15時55分 ]

 根羽村と信州大学農学部は7日、森林と里山の活用モデルの確立、水源域と流域の発展に向けて連携・協力する協定の調印式を同村で開いた。木材を中心とした農林資源や遊休農地の有効活用、人材育成などを目指すもので、信大農学部と自治体の連携協定は上伊那郡南箕輪村に続いて2例目となる。

 連携事項には、農林業などの地域産業の振興、遊休農地と里山資源の活用、人材育成など7項目を列挙。連絡協議会を設けて研究成果の実用化を目指す。

 調印式には双方の関係者に住民を加えた五十数人が出席。小木曽亮弌村長は「永続的な地域づくりには雇用の確保と産業の創出が必要。村の92%を占める森林、水、遊休農地は新たなビジネスチャンスの可能性を秘めている。交流人口を増やし、住民所得の向上につながる仕組みを構築したい」とあいさつした。

 中村宗一郎農学部長は「安心して暮らせる活力ある地域づくりに向け、大きな視野と現実的な視点で取り組み、交流会や研究会も開きながら成果を上げたい」と抱負を述べた。

 記念講演会で中村学部長は「近未来型中山間地の活性化に向け、知識やノウハウをいくらでも提供する。食と緑の健康長寿科学の確立を目指したい」と語り、キノコ栽培の将来性を強調した。

  

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