比例・宮島参院議員が泰阜村長と懇談

政治・行政

[ 2016年 8月 26日 金曜日 15時56分 ]

宮島参議員と松島村長懇談

 7月の参院選比例代表で初当選した泰阜村田本の宮島喜文さん(64)が26日、当選後初めて泰阜村役場を訪れた。宮島さんは松島貞治村長ら幹部職員と懇談し、地方自治の課題について意見交換した。

 宮島さんは秘書2人と訪れ、村側は課長級を含め6人が出席した。冒頭、宮島さんは「外から見ると泰阜村の評価は高く、きょうは勉強させてもらいたい」とあいさつ。松島村長は都心への時間的ハンデを引き合いに「県を超えた選挙区の時代では、人口が多い都市に議員が増えていく。我々はいかに山村のことを理解した議員を輩出できるか。宮島さんの当選は大変意義あること」と喜んだ。

 松島村長は道州制に関し「全国町村会でも絶対反対運動を行っている。きめ細かな住民サービスを行うためにも、なるべく住民に近いところで行政決定するのが自治の在るべき姿」と強調。宮島さんは「変化に適応できる社会システムが必要で、基本をどこに置くか」とし、「議論は一時より下火になってきている。もう一度見直しの時代が来るのではないか」と述べた。

 地方交付税について松島村長は「村の収入の半分にあたる。堅持、維持してもらいたい」と要望。宮島さんは「自治体が必要なものは、住民に一番近いもの」と理解を示した。宮島さんも現在の村人口や子どもの数を踏まえた今後の人口対策について村側に質問した上で「移住定住が大きなポイントになるが、無理をしない地域づくりで満足できる社会の構築を目指したい」と語った。

 懇談後は村が整備した分譲住宅団地やヌーベルファームなどを視察した。

 宮島さんは12万2133票を獲得し、自民の17番目の順位で当選。県内でも6832票を獲得した。参院選に比例代表制度が導入された1983年以降、飯田下伊那在住者の当選は宮島さんが初めて。

  

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