民主党が参院選県区に高島陽子氏を擁立

政治・行政

[ 2010年 4月 2日 金曜日 8時34分 ]

 民主党の小沢一郎幹事長は30日、長野市内で記者会見し、参院選長野選挙区(改選定数2)に県議の高島陽子氏(41)=長野市区選出、改革・緑新=を擁立すると発表した。高島氏は「生まれ育った信州、未来の日本のために役に立ちたいと思い、決断した。全力で戦い抜きたい」と決意を語った。党本部は4月2日に常任幹事会を開き、高島氏を公認する予定だ。

 夏の参院選をめぐっては、党本部が「過半数の議席を獲得するため、複数定員区には複数の候補を擁立する」との方針を決定。一方、党県連は現職の北沢俊美防衛相(72)に続く2人目の擁立は「組織態勢が整っておらず困難」との姿勢を示していた。

 小沢氏は会見で、複数候補を擁立する本部方針を強調。「まずは現職の北沢大臣の当選を確実なものにしていただくと同時に、高島氏には新しい票を掘り起こしてもらう」と期待を込めた。

 「2議席獲得は容易ではない」と認めつつも「今までの獲得票を2で割っただけでは、勝てないのは当たり前。支持基盤、票のすそ野を広げていかねば2人擁立の意味がない」と指摘。繰り返し、支持者の拡大を至上命題に位置付けた。

 北沢氏、高島氏ともに地元が長野市にある点については「日本の選挙では地縁や血縁がまだあり(影響し)、違う地域から出ることがベターではあるが、今の有権者は、それだけにとらわれて国政選挙を判断しない」と分析。「地域性はそれほど問題にはならない」との見解を示した。

 3月半ばに党本部から擁立を打診され「突然で迷いはあった」という高島氏。決断理由として「(衆院選などで)民主党への期待の大きさを肌で感じたが、まだ芽が出たばかり。これから党を育てていかねばならない」「県内に女性国会議員はおらず、多様な世代が参画できるチャンスがあれば生かしたい」などの思いを挙げた。

 高島氏は長野市出身、奈良女子大卒。信濃毎日新聞社、南信州新聞社、市民タイムスの記者を経て、2007年4月に県議に初当選した。県議の辞職時期については「会派と相談して決める」としている。

 参院選の県区には、高島、北沢の両氏のほか、自民党新人の若林健太氏(46)、共産党新人の中野早苗氏(61)、幸福実現党新人の臼田寛明氏(43)が出馬を表明している。

  

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