泰阜村で戸籍電算化システム始動

政治・行政

[ 2015年 11月 17日 火曜日 9時25分 ]

 戸籍情報を紙台帳からコンピュータ内で管理する戸籍電算化システムで、泰阜村は16日、始動式を村役場で開いた。県内77市町村で最後。これにより飯田下伊那14市町村は、コスト削減や大規模災害時などでの迅速な復旧を目的に、本年度と2017年度の2段階でシステムを共同化させる。

 電算化により、謄抄本や戸籍関連証明書の速やかな交付が行えるなど行政サービスが向上するほか、情報の一元化や事務処理の正確性向上が見込める。飯伊では1999年の高森町を皮切りに電算化が進み、この日の泰阜村で全市町村がコンピューター化された。

 長野地方法務局飯田支局やソフトウェアを提供する電算飯田支社によると、今後、共同購入したサーバーを飯田市内に置き、早ければ来週にも一部の市町村で共同システム化が行われる予定という。

 泰阜村はこれまで専用の用紙にタイプライターで戸籍情報を打ち込み、紙台帳として管理。47(昭和22)年には役場庁舎が火災に遭ってすべての戸籍が焼失している歴史も踏まえ、担当する住民課の課長は「安全な管理のもとで迅速、正確にサービスを提供できることをうれしく思う」と話した。システム化に掛かった経費は約3500万円。

 この日の始動式には松島貞治村長や林節生村議長、同法務局飯田支局の東城正彦支局長が出席してテープカットを行い、松島村長に第1号となる証明書が交付された。松島村長は「システム始動を皮切りに、住民サービスの向上に職員一同励んでいきたい」と述べた。

  

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