牧野市長が菅首相とインターネットで対話

政治・行政

[ 2011年 6月 21日 火曜日 9時35分 ]

 飯田市の牧野光朗市長は19日、自然エネルギーに関する菅直人首相とのオープン対話で「小水力発電を導入するには水利権が壁になっている。水利権の手続き緩和策をお願いしたい」と要望した。

 官邸と東日本大震災被災地など全国4カ所をインターネットでつなぎ、約2時間にわたり意見を交わすオープン対話。飯田市は今月4日の「100万人のキャンドルナイト」にりんご庁舎で講演したマエキタミヤコさんの推薦で選ばれ、会場のエコハウスと首相官邸をインターネット回線を通じた映像で結んだ。

 約10分の対話の中で、牧野市長は飯田市が太陽光発電、バイオマス、小水力の3本柱で再生エネルギーの利用を考えていることを紹介。「太陽光発電はおひさま進歩エネルギーと行政が一緒になって普及に取り組んでおり、普及率は住宅3・6%に中電のメガソーラー、おひさま進歩も加えると6%。バイオマスや小水力についても同じ仕組みでできないか模索している」と説明した。

 これに対し、菅首相は「国のエネルギー基本計画で2020年までに1000万戸の屋根に太陽光パネル設置を目指している。それに向けて、飯田市が先行しておられるということで大変頼もしい」とエール。水利権の手続き緩和の要望について「自然エネルギーを促進する立場に立ち、テーマによって規制を緩和あるいは無くしていきたい。小水力については、農水相にさっそく検討させたい」と述べた。

 牧野市長は「水利権は手続きの話。国の方でトップ的に支援してもらいモデル事業として推進できる仕組みができないか。まだまだやれると自信がある。地域のために自分たちでつくったエネルギーを自給していけるよう支援いただきたい。全国にモデルとなる取り組みを広げていきたい」と訴えた。

 会場から「自然エネルギーを増やしていくことも大事だが、低エネルギー消費社会を目指すことが大事。リニアは新幹線の3倍のエネルギーを消費するので、これに逆行した形になっている」との質問が出た。

 牧野市長は「飯田市が普及を目指すLED防犯灯は省エネの切り札。地域の中で共同して製品開発し、地域の環境産業にもつながっている。リニアは3倍電力を食うが、ものすごく速い。スピードによって時間が短縮される。トータルエネルギーでみると、全体としては環境にやさしいものになる」と答えるとともに、小水力に関連して「水の管理が大事になる」と強調した。

 今回のオープン対話について「菅首相と直接初めて話ができて有意義だった。飯田市の意気込みを伝えることができた」と感想を語った。

  

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