牧野市長らが国交省政務官に提言活動

政治・行政

[ 2009年 12月 4日 金曜日 8時01分 ]

 国土交通省の来年度予算概算要求で、三遠南信自動車道の青崩峠道路が今年度の3億3000万円から0―1億円と凍結の恐れすら出ている問題で、牧野光朗飯田市長を団長とする三遠南信道路建設促進期成同盟会は1日、民主党幹事長室を通じて、国交省の長安豊政務官に提言活動を行った。これとは別に、松島貞治泰阜村長、穂積亮次新城市長をそれぞれ長とする別働隊が国交省の技官、事務次官、道路局長、地元選出国会議員を相次いで訪れ、要望活動を行った。

 前日、同省から長野県知事への説明を受け、記者会見で「かなり厳しい内容」と危機感をあらわにした牧野市長は、森田昭夫東栄町長とともに、加藤学衆議院議員が同席する政務官室で図面を広げ「三遠南信圏域の骨格を成すインフラ整備であり、命をつなぐ道。予定どおり事業を進めていただきたい」と要望した。

 飯田市建設部国県道対策課の吉川弘人課長によると、牧野市長がかなり強く話をしたのに対し、長安政務官は「十分理解する」と答え、感触は大変よかったという。これに先立ち、幹事長室で面会した生方幸夫、山根隆治両副幹事長も「民主党は道路を造らないと言っているわけではない。真に必要な道路は造る。三遠南信自動車道の重要性は理解している」と述べ、凍結については言及しなかったという。

 最大の焦点は、すでに事業化されている飯喬道路、青崩峠道路、佐久間道路、三遠道路の一層の事業推進と早期供用が計画どおり図られるかどうか。概算要求だと、飯喬道路は今年度以前に発注済みの事業費しか計上されておらず、来年度の新規着工はゼロになる。また、青崩峠道路は予算が0となれば凍結とということになり、事業をしないというレッテルを張られることになる。

 吉川課長は「青崩峠道路の予算が0では困る。当初1億円でもついていれば補正の可能性がある。0でない予算付けを要望している」と説明した。

  

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