猛暑の一騎打ち 阿部、金井候補が舌戦開始 知事選が告示

政治・行政

[ 2018年 7月 19日 木曜日 15時41分 ]

政策を訴える阿部守一氏(左)と金井忠一氏

 任期満了(8月31日)に伴う県知事選が19日に告示され、午後2時現在、予想の2氏が届け出た。順にいずれも無所属で3選を目指す阿部守一候補(57)=自民、立憲民主、国民民主、公明、社民推薦=と、新人で元上田市議の金井忠一候補(68)=共産推薦=で、4年前の前回選と同じ非共産対共産の構図。8月5日の投票日まで17日間にわたり、一騎打ちの論戦が繰り広げられる。

 両陣営が午前8時半過ぎに届け出を行い、選挙戦がスタート。猛暑の中、両候補は遊説に出発し、街頭演説を重ねた。

 阿部候補は上水内郡栄村で第一声を放った。同村の震災復興が歩みの原点だと振り返り、「県民の思いに寄り添うことを第一にしてきた」と強調。「県民と目線を合わせ、地域の悩み、夢や希望と向き合い、力を合わせることで自治力を上げ、長野県を元気にしたい」と訴えた。

 公約では学びや生活など6つの重点分野に138項目を盛った。「創造的で持続可能な共生社会」を目指す姿勢で、産業振興や人材育成に力点を置いている。

 金井候補は長野駅前で最初のマイクを握った。「国にNOと言える知事」「オール与党体制の転換」「大型公共事業の見直し」を掲げ、「県民の命と暮らしと平和を守るために全力を尽くす」と主張。リニア計画にも触れて「第2県庁設置で南信の問題を解決する」とした。

 掲げる公約は45項目。重点政策として教育のオール無償化や国民健康保険軽減、災害に強いまちづくり、憲法9条維持など5項目を挙げている。

 選挙戦では、阿部県政8年間の評価や今後の県政運営の指針が焦点となる。人口減少への対策や子育て支援、教育や医療・福祉の施策の方向性に加え、地域振興策が争点になるとみられる。

 選挙年齢引き下げ後では初の知事選となる。

 18日現在の県内の有権者は176万7677人で、4年前の前回選に比べて1万5833人増。うち、18、19歳は4万1299人。飯田下伊那地域は13万5394人で、18・19歳が3286人。

 前回選の投票率は43・56%で過去最低。18、19歳の動向も含め、投票率の行方も注目される。

阿部、金井候補が舌戦開始

  

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